テーマ:ドラマ大好き(3458)
カテゴリ:海外ドラマ
最近は、欧米のドラマをいくつか見ている。
アボンリーへの道」これは、カナダのドラマで、本国では、30年ぐらい前に、放送されてたらしい。相当古いね。 赤毛のアンのいくつかのシリーズをベースにして描かれてるが、小説には出てこない、人物たちも出てくる。主役は、セーラ・スタンリーという女の子。 お母さんを早くになくして、富豪の父親と、乳母に育てられてたが、父親の会社の業績悪化と、父親の背任疑惑で、父が育てられなくなって、母方の伯母たちの家に行く。それが、キング一家。 なんというか、ほのぼのの、ファミリー物。ほとんど、悪人が出てこないサザエさん一家のような家族の物語。20世紀初頭のカナダのそれも、島片田舎の暮らしが描かれてる。 ドラマがちゃんと時代考証があってるかは、わからないが、これを見る限り、どうやら、そのあたりでは、女の子たちは、みんな同じ髪型。髪を下ろして、大きなリボンをつけてる。 成人した女性たちは、ロングの髪をまとめ上げてる。日本の明治大正の洋装の女性たちと同じような感じ。 そして、まだまだ女性が公の席で自分の意見をいうなんてもってのほかのいう感じだったようだ。でも、トロントなどの都会では、女性の参政権が叫ばれていたようで、アボンリーでも、女性の権利を。とか、労働者の権利をとキング一家のお嫁さんが声を上げて、不当に低賃金で働かせられてた人達と一緒に立ち上がるところなどが出てくる。 まだまだ家事は、人力で、子供たちも家事を手伝うのが、当たり前。 そして、イギリスのドラマは、「フォイル」これは、シーズン1は、第二次世界大戦中から始まったのだが、当時は、刑事。それが今は第8シリーズの今は刑事もやめて、請われてMI5(情報保安部)の仕事を手伝ってる。 今は戦後すぐなのだが、戦勝国のイギリスでも、かなり生活は、逼迫していて、「戦争に勝ってもこれではね」的なセリフがよくフォイルの部下のサムから出る。 サムは、結婚して、今は妊娠中。あまり若くないように見えるんだけど・・彼女は、仕事を辞める気はない。 夫のアダムは、議員なので、色んな人の苦情を聞いてるんだけど、昨日の回は、女性が、今まで主任だったのに、いきなり、現場の生産ラインに戻され、お給料も半額にされたことが不当だといいに来た。 アダムは、その女性の味方をするんだけど、雇い主に直接話を聞きに行くと、「戦地に行ってた男性たちが、それも、戦争で、傷痍している人達が生活に困ってるのだから、彼らに、仕事を女性は、譲べきだろう。だいたい、戦争で、人口が減ってしまったのを増やすことを女性を今一番に考えるべきだ」と言われて、考え込む。 アダム自身も、妻には、早く仕事をやめて家庭に入ってほしいのだ。 あ~、どこかで聞いた言葉だな。それも最近だ。苦笑 欧米では、今は女性はほとんどが働いて、権利もお給料も、男性なみになってるのだろうが、日本の男性政治家たちは、未だに戦後すぐのこのあたりの考えのままなんだよな~と思った。 女王ヴィクトリアにいたっては、19世紀なので、女王であっても、もっと、女性蔑視、偏見なども強い。その中で、ヴィクトリアは、頑張ってるよ。 アルバート(夫)戦地は自分にまかせて、出産後なんだから、休むようにと指示されるのが、まず気に入らない。私が女王なのに、なんで、私に指図するの?なんで私に報告しないの?みたいに、夫婦仲もちょっと危うくなってるけど、基本的には、夫婦の信頼があるから、まだ大丈夫なのかしら? 女性は、本当に大変だわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年05月19日 15時18分32秒
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