山からビルへ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お天気女のはずなのに・・・興津は冷たい冷たい雨が二日共。　　　　　　　　　　愛犬との思い出の散歩道、こんなにグッショリ濡れた事は無かった。　　　　　　　　　　ノラ達にもお別れ出来ずに帰路についた。　　　　　　　　　　東京はたまに遊びに来る方がいい・・・　　　　　　　　　　首都高が渋滞、通常１０～１５分を５０分かかると電光掲示板。人も車も　　　　　　　　　　ひしめき合って大都会に溶け込もうとしている。　　　　　　　　　　三方山に囲まれた生活から四方ビルばかりにもう一度慣れるのかしら？　　　　　　　　　　心はもう興津に遊びに行く事で一杯だ。　　　　　　　　　　此の度は人の温かい心根を再認識出来た。　　　　　　　　　　部屋の一つを私のミュージアムにして下さったパル夫妻。　　　　　　　　　　残した物がゴミの山なのに嫌な顔一つせずお餞別まで下さって再会を　　　　　　　　　　固く約束した。　　　　　　　　　　さあ～、本格的に訳の分らない都会人へと復帰が始まった。