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一体誰と再会するんだろう？誰が？と思いつつ迎えた第47回。

残すところあと2回の放送を残すのみとなりました大河ドラマ新選組！。
スマステをご覧の皆さんは12月11日放送のスマステが
どういうことになっているか多少のお察しはつくでしょうが、
もう居ても立ってもいられない状況にまで追いつめられております。（マジ）
こりゃ～もう静岡で新選組！OFFでもやるかっ？！ってぐらい
はたまた東京のデッカいOFFに行っちゃうか？ってぐらい、
もう、1人でいるのがイヤなんですっ（T。T）

大河ドラマとしては異例の『完全版DVD発売』。
あの独眼竜政宗でさえ総集編のDVDなのに、完全版なのです。

ちなみに今回この47回は「標準モード」で録画。
その理由はこのタイトル「再会」にあるわけです。
沖田ファンとしてはひじょーに切ない「再会」がここに描かれることを
先週の予告で察したワタクシ。

…やっぱり切なかった…

沖田姉、みつさんの涙に瞬間最大涙率100％を記録しました。

さっきまでお風呂に入って
「メルママとロブママにむかつくときーが好評だったから、
次はギター侍ネタやろうかなぁ…でもアレやったら友達減るな…」とすっかりあぐ司を【波多あ区り】にしようかと思っていたんだが、

…とんでもなぁい…

総司のセリフに、それまでの総司の全てが表されたのですが、
それをおみつさんがバッサリと斬りました。

「えらそーに血なんか吐いちゃって、バカみたい！」

「しわしわのおじいちゃんになって沖田さんは若い頃は
いい男だったって言われるぐらいまで生き続けるのよ！」

文字だけ見てればね、せかちゅー以下でしょ？
でもね、11ヶ月ですよ。
この三谷新選組！が始まって、欠かさず見続けて、
誰もがまるで歌舞伎の形のように、はたまた宝塚のベルばらのように
総司とみつの再会そして庄内に行かなくてはならないみつとの姉弟の別れがあるんですよ。
沖田総司をとりあげたお話にはかならずここは「しんみりお涙ちょうだい」になるんです。
気丈な姉が帰ってきた総司を見舞うとき、もう総司が長くはないとわかっているので
最初っからしーんみりってのが多いんです。

でも三谷さんは違いました…。

確かに泣けました。
だけど、今までの湿っぽくカビくさいまでのこのくだりを、
ズバッと、シクシクではなく、お涙ドバーッ！って感じに仕立てて下さいました…。

私はウレシイッ！（＞＜）嬉しくて泣けるっ。

そして「懐古」の連続。微笑ましきもあり、悲しきもあり。
懐かしい多摩の皆さんは相変わらず。「婚礼の日に」を思い出すし、
甲州に一緒に行きたい総司は、京都に一緒に行きたくて前髪を落したあの頃の総司だったし、
それを「連れてってやろ～ぜ～」っていう左之助も左之助のまま。
八王子の宿で3人そろっての最後のシーン。
「土方さんは昔のクセが直ってない」と言われて「病人相手に本気になれるか」と
言い訳（？）する土方さん。
そして甲州での負け戦。
永倉さんの
「山南さんに新選組を見届けるよう言われた。
だがその新選組はもうここにはない！」
そう、山南さんは永倉さんにそう言ったんですよ、脱走前に。
すべてにおいて、そのシーンが蘇ってくるんです。
自分の目は確かにTVの画面を見ているし、耳ではちゃんと音声を聞いている。
でもまるで回想シーンを流されているかの如く、
自分の頭の中では鮮明にその回の映像が見えてるんです。

左之助も去っていき、局長が
「寂しくなるな…これで試衛館当時からの仲間はトシ（土方）と総司だけになってしまった。」というんです。
そこでとうとうあの男がブチっといきます。

斉藤一。

こんな斉藤一は初めて見た。無駄口は叩かない、感情は表に出さない、
そんな斉藤さんが誠の隊旗を掲げて、
「俺はこの旗に拾われた。
　たとえ１人になってもこの俺がいる限り新選組は終わらない！局長！」
これを言っちゃった後の、斉藤さんのなんとも言えない顔…。
なんかちょっと照れくさいような表情。自分らしくないとでも思ったんでしょうか。
思えば斉藤さんは1匹狼のようでした。
新選組の中にいながらも、組！組！と主張するわけでもなく、
御陵衛士には間者として加わるなど、近藤さんへの熱い忠誠心を真ん中に持って
近藤さんに背後を預けて表に出て行く、戦っていく。
そして必ず近藤さんのところに帰ってくる。
そういう人のように思っています。
次週以降、この言葉がまた新たな形になって現われていくんでしょう。

新選組は作り話ではないから、この先どうなるかは好きな人ならきっと知ってる。
だけど、どう描かれて行くのかはまだわかりません。

流山そして会津・函館へ－
誰か～！最終回私と一緒に見て～！！（T■T）