少しずつ一歩ずつ

2007/05/14(月)10:34

ウーの口でふー

双子のこと(106)

今日も公園へ. すべり台やブランコで遊びあきると, いつも公園の沼のまわりを散歩します. 歩きながら,虫を追いかけたり,花を見つけたり. 春の散歩は楽しいことが一杯ですね. 今日はタンポポの綿毛を見つけて,「あー!見つけちゃったよ!!」と喜ぶ2人. さっそく摘みとって「フー」してました. でも,綿毛はなかなか飛ばない. だって,「フー」と息を吹くんじゃなくて,「ふう,ふう」って言ってるだけなんだもの. 「クチバシをとがらせて,フーするのよ」って何回か教えたら, やっと「フー」できるようになりましたよ. すっかり得意になって,綿毛をみるたび,ブチッ,フー,ブチッ,フー 楽しそうです. そのうち,質問小僧のぶーくんが「どうしてタンポポはフワフワなの?」と質問してきたので, 「風にのって,このタネを遠くまで飛ばすためよ」 と説明すると,2人とも,ますますはりきっちゃいました. 「タネっっ!! 遠くにとんでいけっ!! ブーッ」って,かけ声(+ツバ)つきです. しばらく行くと,タンポポの群落を見つけました. 直径2メートルくらいに,100本以上の綿毛がビッシリはえてます. 「あ~~!!こんなにたくさん~,あっちゃったよ~~!!」 興奮ぎみで,2人でかたっぱしからブチッ,フーしてました. つんでもつんでも,綿毛はまだまだいっぱい. 「まだだっ,よーし,がんばるぞ~!!」と気合いをいれるぶーくん. 5本くらいまとめて,ブーッと吹いてました.     いえ,別にがんばらなくてもいいですよ? 10分くらい吹きつづけても,まだ飽きる気配がない. (そろそろ気が遠くなるんじゃない?)と思ったので, 「あっ! あんなところに橋を発見!! あの橋をわたるぞ!! 急げ~~」 とごまかして,タンポポから遠ざかってきましたよ. ホント,「ほどほど」って言葉を知らないんだから. そんなわけで,今日はセイヨウタンポポの種子散布にかなり協力した,ぶーくんとチャトくんでした. でも,タンポポって,こんなおバカな子供たちにかなりお世話になってるんじゃないかしら?

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