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テーマ:日々の出来事(6629)
カテゴリ:日々のこと
ドラマ『天狗の台所』の梅シロップに憧れて始めた梅の実拾いだが、これは地味で、土と風の匂いのする作業だ。 青梅を少し分けてもらうために、管理人さんからは「落ちた実ならどうぞ」「手が届くようなら、もぎ取ってもよいよ。」と許可をもらっているが微妙に背が足りず手が届かない。 だから1日に2〜3個拾えればいい方で、欲張るとすぐに何もない足元を見つめることになる。 今朝は風が強い。窓を開けたときの空気が少し冷たくて、春なのか夏なのか、まだ季節が定まらない感じがした。 早く落ちてくれればいいのに、とも思うし、でも梅の実の方は木の上でまだ居たいのかもしれない、とも思う。そう考えると、こちらの都合で急かすのは少し気が引ける。 祖母の台所で見た、瓶の中の梅と氷砂糖の光景をふいに思い出す。朝の味噌汁の匂いと混ざって、あの家はいつも少し湿っていて、どこか人の生活が重なっていた。 ここも朝は似た匂いがする。コーヒーでもなく、完全な家庭でもなく、仕事場と生活のあいだの、少し曖昧な匂い。 帰るころには落ちた実は増えているだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.06.06 15:30:28
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