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カテゴリ:日々のこと
カーテンを開けた瞬間、「今日もか」と思った。天気予報では危険な暑さと言っていたけれど、そんなことを聞かなくても分かるくらいの空気だった。 昼前に少し用事があって出かけた。 外へ出ると、熱風で目が開けられないほどだ。風が吹けば少しは楽になるものだと思っていたけれど、今日はその風まで熱い。昼間の空気そのものが、どこか大きな乾燥機の中にいるようで、歩いているだけで体力を持っていかれる。 昔も夏は暑かったはずなのに、こんな暑さだっただろうか? 子どもの頃は、暑い暑いと言いながらも、夕方になると打ち水の匂いがして、いつの間にか風が涼しくなっていたような気がする。記憶というものは都合よくできているのかもしれない。 用事を済ませたころには、すっかり食欲もなくなっていた。 こんな日は冷たいものしか思い浮かばない。 昼は梅おろし蕎麦にした。 運ばれてきた器を見ただけで少しほっとする。大根おろしの白さと梅の赤が、暑さでぼんやりした頭には妙にきれいに見えた。 梅を少し崩してそばと一緒に口へ運ぶ。酸っぱさで目が覚めるというのは本当らしい。冷たいつゆも体に染みるようで、ようやく生き返った気分になった。 特別おいしく感じた。今日の自分にちょうどよい。 最近は40度なんて数字まで聞くようになった。 今年の夏は、梅おろし蕎麦のお世話になる日が、まだまだ増えそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.07.22 09:17:38
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