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野党の立候補者たちへ。
11日の選挙結果がどうなるのか、結果はまだ想像できないけれど、 結果もしジミン・コウメイが勝利してしまったら、野党の人たちは、どう するつもりなのだろう。 もはやそうなることが確実という噂もあるが。 「郵政民営化反対」という一連の叫びは、もはや通用しないばかりか、 その主張は一転して異端視されることになると思うが、そこで態度を 改めることができるのか。 つーか、民営化は早晩やったほうがいいことなんじゃないの? 法案の具体的な形(=事業形態)は、あとからいくらでも直すことが できるんじゃないのか。 過疎地域の問題や、3事業できる現行の形の郵便局を存続させる とか、そういうことはさ。 昨日の党首討論でも、コイズミとアベがそのへんの話を振られたとき、 「大丈夫です」だのと云っていた。 だけど、コイズミはキツネだから、このことを弾劾されると、姑息にも 忘れたふりをして、 「人生いろいろ、言葉もいろいろ」などと、ちびまる子ちゃんのおじい ちゃんみたいなことを云ったりするだろう。 野党の奴らは、言質として録音とっておいて、国会の席で再生して やったらどうだ。 ワタヌキさんだのタナカのヤスオちゃんはタヌキおやじだから、掌を 返すようにジミンになびいちゃうことができそうだけど、シャレの通じ ないミンシュ党のオカダさんを見てると、本人の意志とはうらはらに、 「選挙終了→代表辞任」というような世論の流れに、マスコミに持って いかれそうに見えて仕方がない。 そういうふうに思ってる人には悪いけど、そんな必要は全くない。 郵政民営化反対というのが、今回の法案可決を止めたいという腹なの であれば、そこまですることはないだろう。たぶんないとは思うけど。 最悪は、法案可決になったあとで、国会の中で侃々諤々やればいい のであって、選挙ですべてが決するという発想自体がおかしい。 出鱈目総理のコイズミが、なんだか今回の選挙をそんな雰囲気に勝手 にしているだけなので、実態はそんな大事ではないはずなのだ。 民営化反対で新党まで作った人たちにとっては、本来は死活問題の筈 だけど。 「新党立ち上げなど自民党の茶番」というのなら、どうかそんなものに 乗っからずに、自分たちの主張を通すべきだろう。 けど別に個人的にはミンシュ党を支持するわけでもなんでもないから、 オカダさんがやめようがやめまいが、どっちでもいいんだけどね。 あと、大増税反対について、ミンシュ、キョウサン、シャミン党あたりが マニフェストに掲げて大声をあげている、 「公共事業を減らして歳出を削り、増税をやめる」という話だけど。 一見理想的な話に聞こえるけど、本当にできると思ってるのかよ。 公共事業費を確保して潤っているのは、なにも政治家や役人だけでは ないんじゃないのか。 従来の日本経済を支えてきた、重厚長大産業と呼ばれる業界に、直接 的・間接的に従事している人が、民間にどれほどいるのか、実際に試算 して、なんとか大丈夫だとわかって云っているのか。また、その従事者の 生活を補償できる見通しはあって云っているのか。 とてもそうは見えないけど。 彼らの首を締めるようなマニフェストが、あまねく国民の支持を得られると 思っているのだろうか。とてもそうは見えないけど。 また、そうして弱まった土木・建設・鉄鋼・運輸業界などからの所得税は 間近いなく減るから、そのあとの税収について、「大丈夫です」と云える のか。 こんなこと、書き出せばきりがない。 あまりにツッコミどころが多すぎるから、野党には政治をとても任せられ ない、かといって今の与党にも愛想が尽きかけてる、というのが国民の 多くの声なのではないか。 いわずもがなだけど、自分の当選だの利権目的だけ考えて、ろくに国民 のことを考えずにやっているのなら、政治家なんてなろうと思うな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 5, 2005 07:19:59 PM
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