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テーマ:トリノ オリンピック(361)
カテゴリ:スポーツ
村主章枝選手のほくろが、あと1センチ鼻から離れていれば、日本の女子フィギュアスケート界を取り巻く環境というか、マスコミの扱い方は多少違っていたと思うのだ。
なんつって、荒川静香の金メダルの話とか、安藤美姫が4回転ジャンプに果敢にも挑戦した話なんぞは、おそらく日本全国津々浦々で、あらゆる層の人々が語っているに違いないので、そういう当たり前の話は後回し~♪ つまり、もし1センチほくろがずれているということになれば、あのほくろは、演技のあとによく泣く村主にちなんで「泣きぼくろ」などと呼ばれ、彼女の魅力を演出するための大切な武器になるはずだったのだが、実際のところは鼻の左横にピッタリついているため、私にはどうしても、彼女の顔が、縁日のお面の「おかめ」に見えて仕方ない(笑)。この1センチは、一見僅差に見えるが、実は人生を左右するほどの大きな差なのである(?)。 で、ほくろが1センチずれてる村主選手は、たぶん「ふーみん」などと呼ばれたりなんかして、フィギュア界のアイドルとして「みきてぃ」と並んで世を席捲し、彼女を追っかけるアホ追っかけやアホカメラマンが、100倍以上はいたに違いない。 すなわち、「みきてぃ」ブームは半減し、安藤はもうちょっと、ゆったりのびのびと高校生活やスケート人生を送りつつ、実力を培うことができたに違いないのである。 だが、そういう、スポーツファンやフィギュアスケートファンの本分を逸脱した、アホマスコミやアホ追っかけどもの猛追などに全く臆することなく、精進を重ねて金メダルを獲得した、オニガワラ静香、失礼、荒川静香選手の精神力と技術は素晴らしかった。 荒川静香を見ていると、彼女の大ファンだった「MONICAっちさん」という人のことを思い出しますね。元気にママやりながら、自宅で喜んでいることだろうな。 ちなみに、荒川のフルネームは、私がはじめて就職した会社のスポーツクラブで、お掃除のおばちゃんやってた人と、まったくの同姓同名なのだ。 今から10数年前にすでにかなりのご高齢だったおばちゃんなので、こちらの荒川さんが現在もご健在かどうかは、もはや知るすべもない。お元気であることを祈りたいが。 その他の人々への感想。 メダリストのコーエン、スルツカヤ両選手は、敗れたとはいえ、ミスをリカバーする能力とか、きめポーズの瞬間に全身から発するオーラは凄まじかった。 「みきてぃ」こと安藤美姫選手は、今回はすっかり、先輩の引き立て役に回ることとなったけど、優勝した荒川と抱き合って祝福するシーンが感動的だった。 刈谷アナウンサーは、相変わらず放送する種目の知識が詳しすぎて、ときどき何を云っているのかわからない(笑)。 あとは、表彰式の映像でチラッと映った、見るからに「オタク」の男が日の丸の旗を振っている姿が気になったな。 ヤツが「みきてぃ萌えっ」などと云いつつ、トリノ発着便のエコノミーシートで、自作の「みきてぃフィギュア」の頭を中指で撫で撫でしながら、「グフフフ」と笑っている光景が目に浮かぶ。オエッ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 24, 2006 09:54:30 PM
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