カテゴリ:演奏会
3回目にして、うちの親子は初めてです。
大阪 ザ・シンフォニーホール 大フィル青少年のためのコンサート 「ファンタジック・オーケストラ」 大植英次指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団 ヴァイオリン独奏 黒川侑 バーンスタイン:キャンディード序曲 デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」 ドビュッシー:「牧神の午後への前奏曲」 ラヴェル:ツィガーヌ ムソルグスキー:交響詩「はげ山の一夜」 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(1919) 会場に入るや、制服・制服・制服・・・・正面のバルコニーにはずらっと女子高生、両サイドもずらっと夏服の白。休憩時間のさざめきの音色が違いますよね、学校の匂いがする。 ろんろんも、学校から直接の到着(環状線が遅れたらしく、現れたのが1ベルが鳴った後!!ぎりぎりになって、お父さんは冷や冷やしましたが)。夏服姿の息子が、重い鞄を抱えながらシンフォニーに駆け込んでくる姿を見ることができる・・・いいもんです。ちなみに、休憩時間、ラウンジで二人で冷たいものを飲んでいるとき、「他に、友達とか来てへんの?」と訊くと、「真後ろに居ますが、何か?」・・!!あらまあ、ろんろんと同じ制服がずらっとテーブルを囲んでいるじゃあ、あありませんか!! このイベント、すっかり大阪の中高生の間に定着したんですねえ。今日は、そのことを知ったのが一番。こうやって、将来の聴衆を育てていくこと、ホントに大切なことだと思います。 演奏も極めて誠実な熱演で、気持ちが良かったですね。特に、「キャンディード」、凛とした清々しい、「青春」という言葉に相応しい響き。また、「これを聴きに来たんやから!!」とろんろんが、前のめりになって聴いた「火の鳥」もまた、よくよく練られた佳演。さすがは、大植さんの「持ち曲」。 ただ、黒川くんの「ツィガーヌ」が精彩を欠いたかなあ。というより、もうすでに聴衆は、「黒川侑」には、この程度の演奏では満足しないんですよ。そのことを肝に銘じて、この9月からウィーンに留学とのことだが、存分に勉強してきて下さい。君もまた、青春のまっただ中、これからの人。 アンコールに、「ET」。どこまでも飛翔するメロディーが、若者たちのときめきを、憧れを乗せて行く様は、それだけで魅力的な時空間。 良い演奏会でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 7, 2008 10:34:44 PM
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