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めっきり暖かくなって、朝の日差しが目に眩しい。
こんな朝は、パァ~と洗濯物を外に干すと気分も爽快なんですが、 家族全員が花粉症となるとそうもいかず、ウツウツと部屋干しをして・・・。 春を目前にして、イマイチ盛り上がらない今日この頃です。 * 昨日の新聞に、天野祐吉さんが、 「ロバート・デ・ニーロの『ドコモdビデオ』のCMが面白い」と書いてました。 確かに、極妻のかたせ梨乃の話をして、 「なんとかならないか? 」 「なんとかなるだろ?」 しつこく迫るデ・ニーロの表情が素晴らしい(笑)。 天野さんは触れなかったけど、 ワタシは、相手役が松田龍平ってゆーのが気に入っています。 この人は、相手役をやらせると魅力を発揮するタイプのようで、 映画「探偵はBARにいる」の大泉洋の相手役でも、 TVドラマ「まほろ駅前番外地」の瑛太の相手役でも、不思議な魅力を感じます。 でも、なんで魅力的なのか、その理由まではわかりません。 * ただ、ひょっとしてと思うのは、 「まほろ~」の大根仁監督のコメントの中に、 「どっかつまらなそうに生きてる感じ」ってゆー表現がありました。 そーいえば、彼は、いつもつまんなそうとゆーか、人を小馬鹿にしたような顔をしてます。 相手が、常識に囚われて躊躇したり、逆に入れ込んだりすると、ふふっと鼻で笑ったりする。 それがイヤミなく自然にできちゃうのが、彼の魅力なのかも知れません。 「恋なんて久しぶりだな」 「ふふ、ムリだって・・・」 * そーいえば、編集者の高崎俊夫さんが、 日本喜劇映画の傑作「幕末太陽傳」を作った川島雄三監督のこんなエピソードを紹介していました。 「私は、この本で、川島雄三が戦時下、織田作之助と意気投合して、<日本軽佻派>を名乗り、ふたりで暗い世相を笑い飛ばす実にバカバカしい手紙をやりとりしていたことを知って興味を覚えたのだ。たとえば、その往復書簡の中で川島雄三はゲオルク・ジンメルの『日々の断想』からの次のような一節を引用している。 『ある深さを持つ人間にとって人生に堪えるには一般に一つの可能性しか存しない。即ちある程度の浅薄ということである』 『大多数の人々にとっては軽佻か退屈か何れか一方に陥ることなくして他方を避けることは全く不可能である』 戦時下における、ささやかな抵抗にすぎなかったであろうが、彼らの深刻・荘重さを嘲笑し、大上段にふりかぶるのを良しとしない姿勢は、たとえば、後年の吉行淳之介の<軽薄派の発想>などに連なっているように思う」 「日本軽佻派」、ちょっといいですね。 川島雄三と織田作之助、戦時中の2人を描いた映画って、どうでしょう? でも、川島雄三役は松田龍平として、オダサクは誰がいいだろう…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
松田龍平といえば、小日向文世主演の
「あしたの、喜多善男」というドラマを思い出します。 死のうとしている主人公を、助けるどころか 逆に利用して保険金をだまし取ろうとする役で 飄飄としている様がぴったりでした。 (2013.03.07 15:05:40)
あぶら虫さん
>松田龍平といえば、小日向文世主演の >「あしたの、喜多善男」というドラマを思い出します。 > >死のうとしている主人公を、助けるどころか >逆に利用して保険金をだまし取ろうとする役で >飄飄としている様がぴったりでした。 あ〜見てました。小日向さんは悪役、しかも黙って人を殺しちゃうような極悪非道の役をやってたりしますが、あのドラマを見て以来、いい人のイメージが強くて、そのうち改心するのかなあ〜なんて、つい思ってしまいます。 松田龍平は、何らかの意思を持って行動するんじゃなくて、飄々と生きていて他人を茶化して喜んでるような、そんな役をさせると冴えますね。それがかっこよく見えるのは、あんまりコンプレックスを持っていなさそうだからかな。 (2013.03.07 16:27:13)
松田龍平は『北のカナリアたち』で見たくらいで、松田勇作の息子だということくらいしか知りません。
吉行淳之介の『軽薄のすすめ』を読んだことはありますが、何が書いてあったかは覚えていません。 毎朝見ているNHKの朝ドラの夏菜はいいなぁと思っています。 ぼんゆりと生きています。 (2013.03.08 07:21:19)
とりがらさん
>松田龍平は『北のカナリアたち』で見たくらいで、松田勇作の息子だということくらいしか知りません。 >吉行淳之介の『軽薄のすすめ』を読んだことはありますが、何が書いてあったかは覚えていません。 >毎朝見ているNHKの朝ドラの夏菜はいいなぁと思っています。 >ぼんゆりと生きています。 松田優作は、熱い行動派のアウトローがはまり役でしたが、息子の方は、低温体質で非行動派のアウトロー、と言っても、その場の空気を読まないって程度のアウトローでしょうけど、そんな役が似合うようです。 なんとなく彼のことが気になるのは、しらけ世代と呼ばれた尻尾が残っているせいでしょうか。彼の次の主演作は、「まほろ〜」つながりなのか、三浦しをんの「舟を編む」の馬締(マジメ)くん役だそうです。映画のキャッチコピーは、「マジメって面白い!」だとか。彼が真反対の役をどう演ずるか楽しみです。 (2013.03.08 10:27:50)
ふーさん
>私が浅薄なのは >だからかあ >そうかあ >ただただ芯からバカで軽薄なはずないなあーって思ってたんですよねえ >良かった♪)^o^( ネットの類語辞典で「軽薄」を調べてみたら、やっぱりなあ〜、ほぼ全てワタシのことでした。 浅薄 ・ ぺらぺら ・ 俗物的 ・ へなへな ・ 太鼓持ち ・ 馴れ馴れしい ・ 浮つく ・ 浮かれる ・安っぽい ・ 空疎 ・ 不真面目 ・ 風見鶏 ・ 浮気 ・ 蓮っ葉 ・ 冗談 ・ 調子 ・ おっちょこちょい・ トッポイ ・ 明るい ・ いい加減 ・ 無頓着 ・ 気障 ・ 面白おかしい ・ 興奮 ・ 如才 ・ 薄い ・ 落ち着かない ・ そわそわ ・ お手軽 ・ 頓狂 ・ 剽軽 ・ 安易 ・ ふやける ・ ふわふわ ・薄っぺら ・ 劇場型 ・ 軽い ・ 道化 ・ 軽挙妄動 ・ 浅はか ・ あっけらかん ・ ふざける ・ ネアカ ・騒ぎ ・ 楽天的 (2013.03.12 20:11:15)
ふーさん
>うっ >長い記述!軽薄からこんなにお手間かけて申し訳ない、と思いましたが >コピペですよね(^_^;) >でもやっぱり >すんません(~_~;) コピペですのでどーぞお気遣いなく。ふわふわ同志よ! それにしても、類語をつらつら眺めて、軽薄とはまさにワレのことよのぅ〜と呆れてしまいました。 最後に楽天的とあったのが、ちょっと笑えました。 (2013.03.13 07:02:40) |