カテゴリ:トレーニングクラス
今日は5日目。飼い主さんが自分の犬を連れてきての2日目です。
今日は前回大人しかった犬は囲いをL字型にして外が見えるように、まだ気が散ってしまう犬はまた扉付きの囲いです。 まずは前回同様、囲いの前をシェルターの犬が通っていきます。扉付きの囲いに入っている子は扉を開けて、犬が他の犬を見ておとなしくしていたらHappy Talkで話しかけ、どんどんトリートをあげます。出来るなら「watch」で飼い主の方を向かせます。「watch」の時は、手にトリートを持ち、自分の顔の前に持ってくると、犬がトリートにつられて人の顔をみます。 次はシェルターの犬と向かい合って進んで行く練習。最初は教室の柱を挟み、柱の向こう側とこちら側で、その次は、お互いに柱のこちら側に来て、犬と犬との距離を縮めます。 最初は犬が人の外側を歩きますが、戻るときはお互いの犬が内側を歩くので、犬と犬との距離がさらに縮まり難しくなります。すれ違うときに他の犬を見て気にしたら「watch」といって飼い主の方を向かせます。それでも気が散ってしまうときは、「find it」で床にトリートを落とせば、他の犬は犬の視界に入りにくくなり、犬はトリートに集中しやすくなります。 これまではおとなしいシェルターの犬とすれ違い、だんだん上手に出来るようになってきましたが、今度は飼い主さんたちの犬だけで練習です。 今まで通りすれ違う練習が出来たら、今度は一緒に並んで歩く練習。犬を内側にしてあるき、途中でお互い立ち止まってからお座りをさせて、他の犬から遠ざけるように外側に「タッチ」といって手を出します。次は立ち止まりお座りをさせてから、「watch」でアイコンタクトをとってからまた前に進みます。 最後に「leave it」の練習。ボランティアが1列にフードを持った手を差し出してならび、その前を犬を連れた飼い主さんが歩いていきます。犬がフードを取ろうとしたときにleave it!といってやめさせます。この時に大切なのは声調。他のコマンドと区別を付けて、かなり強い低い口調で言う必要があります。言うのは1回だけ。犬がコマンドをきかなければ、リードを引いて犬をフードから引き離しトリートをあげます。 ここではフードを拾おうとするといいことは起こらないけど(トリートはもらえない)、フードから離れるといいことが起こる(トリートがもらえる)というメッセージを明確に犬に伝えることが大切です。 続きはまた次の日の日記で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 12, 2005 11:21:50 PM
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