2011/05/15(日)17:30
葵祭 Aoi Matsuri
今日は5月15日。 京の三大祭りの一つ、葵祭が行われました。
欽明天皇の頃、凶作や疫病などがはやり、それを鎮めるために始まりました。
源氏物語に描かれているのは有名で、今昔物語にもかかれています。
今年は、ちょっとイイ場所で見物することができました。
祭りの行列は、10:30に京都御所を出発します。
まず、先頭を歩くのが、乗尻。5日に競馬神事へいきましたが、
その時の騎手です。左方と右方で衣装の色が違います。
メインの斎王代が出てくるまで、馬に乗ったオジサンなどが沢山
でてきます。 山城使や、内蔵寮史生などなんですが、みんな一緒に見えて
しまうのは、私だけでしょうか?
祭りのメインは、斎王代。斎王とは、平安時代に内親王が選ばれて祭りに奉仕したもの。
天皇家の血を引いてない人は、代理ということで、「代」がつきます。
一昨年の斎王代は、裏千家のお家元の娘さんだったので、「斎王」だったんです。
今年は、同志社大学の学生さん。お父さんは、塗料販売会社の社長さんだとか。
京都では、どこの娘さんが斎王代となるのかが、注目されます。
祇園祭りのお稚児さんもです。「今年の人のお父さんって、何やったはる人なん?」
と話題になります。 で、みんな「へぇ~」と。
つまり、斎王代・お稚児さん=お金持ち なんですね~
ワタクシが働いてるのは、京都の老舗企業でして、葵祭にも少し関係があります。
で、ここ数年、当社の社員も行列に参加してます。
年齢制限があり~残念ながら、ワタクシは出れません・・・
これが、後輩です。
牛車が見えたら、行列はおしまい。 最初から最後まで見ても40分ほど。
時代祭りは2時間かかります。
いいお天気で、日曜日ってこともあり、多くの方が見に来られてましたが、
やはり、外国人観光客はほとんど見なかったです。
下鴨神社、上賀茂神社のお祭。上賀茂神社は、電気の神様。
なんとか、福島原発事故がおさまって欲しいと願わんばかりです。