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  30代で自分の道を切り開く!!

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走る現場監督はせがわ

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2004.10.13
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カテゴリ:カテゴリ未分類
僕は昔から、親戚の人たちに可愛がられて育ってきました。

田舎の北海道は日本の他の地域と違い歴史が浅く、同族が一地域を占めているってことはないのですが、父ちゃんの兄弟やいとこなどが近くに住んでおり、わけへだてなく交流していました。

また、母ちゃんの兄弟もちょっと離れていますが(北海道のちょっとは…)、結構交流があったもんです。

みんな我が子のように、時には厳しく、時には優しく接してくれました。

納豆を食べられるようになったのはあのおばさん、箸の持ち方を躾けられたのはこのおばさん、キノコ採りをしたのはあのお兄さん…と、キリがありません。

みんなの愛情をたっぷり注がれていたんです。
今になってやっと感じることが出来ます。
心から、本当に感謝しています。


2年前くらいでしょうか、母ちゃんのお姉さん(長女)の旦那さん。そう、僕から見たらおじさんが、なんだか物忘れがひどくなってきたと聞きました。

・・・このおじさんは小学校の先生で、自然を愛する人でした。
僕が小学校4年生のとき、余市岳という山に一緒に登りました。初登山です。
今でも鮮明に覚えていますよ、苦しかったけど頂上に着いたときは本当に嬉しかった
なぜかこの夫婦には子供がいなかったので、可愛がってくれました・・・


その話を聞いたのは、定年退職後。
もう年だからすこしボケ気味なのだろうと思っていたのですが、それはものすごい勢いで進行しました。

そう、それはあの「アルツハイマー」だったのです。


今の医学では治らないといわれています。
どんどん脳が侵され、まるで赤ちゃんに戻っていく様。

最後には自分で食べることも出来ず、待っているのは「死」。

おじさんはまだ元気でいますが、そろそろ自分で食事をするのが困難になってきました。

なんでこんなことになってしまうんだろう。
二人で定年を向かえ、これからゆっくりと生きていくはずだったのに!

おばさんになんて言葉をかければいいんだ。

おばさんは、「お父ちゃん(旦那さんをこう呼ぶ)がそんなことになるはずがない」、という気持ちが心の中からぬぐいされない。
ここまで元気で来たのに、お父ちゃんの病気そして死が近いことを受け入れられない。

当たり前だ。おばさんは諦めちゃいないんだ。
いくら医者が言ったところで簡単に諦められるはずがないっ。
毎日毎日必死で面倒を見ている。


僕は今遠くに離れていて、おじさんやおばさんともしばらく会ってない。
だから、とても悲しいけれど、おじさんの死が近いことを受け入れることができる。

おじさんとおばさんの為に自分が出来ること。
それを探しました。

それは、一緒に悲しむことではなく、サポートしてあげること。
おじさんが亡くなったときのことを考えること。

おばさんは、お父ちゃんが死んだときのことなんて考えられない。今は心が拒否するはず。

だから僕が考える。

おじさんが安らかに眠れるように。
そして、残されたおばさんが「死」以外で悲しむことのないように。





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Last updated  2004.10.13 23:13:54
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