|
カテゴリ:カテゴリ未分類
東芝からの招待のコンサートへ。母と。
ちょこっと早めに行って優雅にディナーなんぞをしてから。 曲はハイドンの88番、村治さんを迎えてアーノルド(イギリス人)の ギター協奏曲、メインはシューベルトの9番(8番?)。ざぐれいとってやつだ。 招待だけのコンサートらしく、やたらふぉまーるな格好をした人々で いっぱいの会場。着物着ているおばあちゃんまでいる。ご婦人と いったほうが適切か。 そうそう、ちなみに演奏者はフランクフルト放送響。 毎年このコンサートはあるらしい。 父のお陰でお誘いがくるらしい。 もっと誘ってくれえ。 でも、非常に混雑していて、さらに招待なので軽食とドリンクなんかも 振舞ってしまうので、妙に嫌な思いもする。 マナーが悪い人もたくさんいるから…。 そしてべらべらと喋りながらもぐもぐばくばくと飲み食いしている おばさんもいるのだ… たっぷり夕食を食べといて良かった~(汗 あと、肝心のコンサートも、内容はすごく良かったんだけど ブラボーがちょっとうるさかった。 そういえば、ハイドンの曲についてはその時代の再現に凝っているみたいで チェンバロを通奏低音に入れていた。 案の定隣の若者二人は「ちょっと変わったピアノですよね」とかいってる… チェンバロは、交響曲の通奏低音だから、まったくソロで聴こえてくる 部分はなかった。アンサンブルの支えだなぁ。でも、鍵盤を使い分けて 強弱をつけたりしていた。 アーノルドは20世紀の作曲家で、一生懸命聴きたかったけれど 適度に気を抜いて聴いた。まどろんだりもした。 シューベルトは通して聴いたのは初めてだった。 大規模で長大な曲っていうので当時驚かれた&敬遠されたとか。 敬遠っていうのは誤解されそうだけど、作曲者が楽友協会にあの曲を 献呈しようとしたら、曲が長くて異例の様式だったので後から断られて しばらく忘れ去られていたらしい。 とにかく初めてその交響曲をじっくり聴いた。 何となく、ハ長調の交響曲には親しみを感じてしまう。何故かな? 知っていた部分といえば、2楽章で、スビトフォルテで弦楽器が出てくるところ。 その前にオーボエのメロディがあったとは。何とも愛らしかった。 シューベルトはベートーヴェンよりもはるかにしつこくて 同じモティーフを執拗にくり返していた。だから「この部分好きだ」 と思えるところを何度も聴けて嬉しかった(?)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月04日 01時57分38秒
コメント(0) | コメントを書く |