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バッハ・コレギウム・ジャパンは、日本が世界に誇るバッハ演奏団体だけれど、
まだコンサートで生で聴いたことがなかった。今日は初めて聴いてきた。 内容はカンタータ3曲と鈴木雅明さんによるオルガン独奏という 私にとっては盛りだくさんのもので、以前聴いて好きになった カンタータや、オルガン曲も含まれていて、ラッキーだった。 学生券は安いけれど、当日その場に行って余っている場合だけ。 カンタータ全曲演奏の途上にあるBCJ。 今日のメインは130番、主なる神よ、我ら皆あなたを讃えます、で 最初のオルガン独奏曲も、同じコラールに基づく曲を選んでいた。 カウフマン(バッハと同時代)という作曲家のコラールでは、 コラールのメロディをリード系パイプで弾く代わりに、 BCJの三人のソプラノ歌手に歌わせていた。 カンタータでは、チェロピッコロだったか、小型のチェロの 独奏付きのアリアがあって、その演奏は今夜特に良かった。 真ん中にチェンバロがあって、鈴木雅明さんは指揮をしつつ、 レチタティーヴォのときにはチェンバロで通奏低音を一緒に弾く。 それ以外のときは、ポジティフオルガンで通奏低音が演奏されていた。 名前を見ると、鈴木○○。これは、息子さんかぁ~と思っていたら ほんとにそうだった。 130番のカンタータは、大規模な合唱曲から始まる。 トランペット3本、ティンパニ、オーボエ3本… バスの力強いアリアも、トランペット3本の超絶技巧的オブリガート付き。 その後、レチタティーヴォをはさんでたった一曲、フラウト・トラヴェルソ オブリガートのアリアが入っている。このためだけに出てきたりりこさん、 たてに置かれたチェンバロの真横にいすと譜面台を置かれて、 何となくちょこんと座っていたけれど、アリアのときには 鈴木さんと息ぴったりで可憐にソロを吹いてくれた。 (その位置って何だか「場所がないからここでいっか」って感じもして 最初違和感があったんだけど) それまで、金管を含む合奏から始まってそこまできたので、 トラヴェルソのはかなさが際立つ。通低弦楽器はピッツィカート。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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