2006/03/29(水)00:20
ツールの存在が、そしてウェブ上の文化がボクらを引っ込み思案にさせてしまったのだろうか…?
目を合わせて会話ができない人達【304 Not Modifiedさま】
リンクを貼って何らかの反応を書いても、トラックバックをなかなかできない私はその最たるものだろう。
はてブのような、より敷居の低いツールの存在がなければ、確かにコメントを残す人は増えるとは思う。
それでも、記事を閲覧する人の大半は、ただ、無言で去っていくだろう。
また、アクセス解析をすることによってある程度の他人の目を意識できれば、それで満足という人もなかなかいないと思う。
むしろ直接的な反応のとぼしさから、目に見えるアクセスに目がいってしまう部分もあるのではないだろうか。
確かに、はてブの存在は元記事のサイトへのコメントの数を減らしたかもしれない。でも同時にはてブの存在によって、声を上げ始めた沈黙のオーディエンスもいると思う。
あるいは、そうやって自分から声を上げてはみたものの、「他の人のブログで発言する」という敷居の高さから、積極的に外へ向かって交流を図れず、自分のサイトに閉じこもってしまう日々を過ごしている人も……。
ツールの存在が、そしてウェブ上の文化がボクらを引っ込み思案にさせてしまったのだろうか…?
確かにそれはあるかもしれないけれど、そう言い聞かせているところもあると思うのです。
居心地のいい場所で、記事を書いたり、言いたい事を言って終わりするのもいいのですが、たまには誰かのところで一つのことについて話し合ってみるのもいいんじゃないでしょうか。
長くなりそうだったり、ちょっとその敷居の高さが気になるのなら、トラックバックでもいいでしょう。
交流をすることしか、得られないものも多分あると思うのです。
と、引っ込み思案な私に言われても説得力ないか……。