清州・繁華街にて。
夕刻に散策した際に見かけた、迷彩服の若者達の姿は「景色」にすっかり溶け込んでいるかの様です。初めて韓国に来たのはもう四半世紀前ですが、その時は高速バスの車内に座る迷彩服の方に目が釘付けになりました。飲食店で家族と無言で食事をする、白い鮮やかな軍服を着た青年が居たり・・。日常の生活に軍事が溶け込んでいるシーンは、日本ではなかなか目にする機会がないと感じたものです。準軍事化にあり、徴兵制が続く状況は韓国では今も変わらず。そもそも、清州空港は「軍用空港」で、離着陸の際に機内の窓のシェードを下げたり、空港屋内でも滑走路方面への撮影が禁止されているとのアナウンスもなされているので、その事実は真実です。有難いことに(??)、旅行気分が高いと空港から出た時点でその事実は薄れてしまいます。各地に地下鉄が有ったり、地下街がシェルター化出来たりすることなども、似た様な日常です。さらには、DMZと呼ばれる板門店(パンムンジョム)近辺への観光ツアーが催されているのですから、今も変わらないこうした状況はより一層「溶け込んでいる」のだとしか思えません。良いか悪いかという判断を介することもなく・・。