昨日の父の様子が気になって気になって、今日はこどもたちを学校に送り出してすぐ、また病院に行ってきました。

点滴を増やしたみたいです。
急いでいたので説明は聞きませんでしたが、昨日の段階で膵炎の治療を積極的にするかどうしようか考えていると言っていたので、その治療を始めたのかと思います。
そのせいか、胃液を排出するチューブから見える胃液の色は通常に戻って、多少からだも楽になったみたい。ほっとしました。

というわけで、そのあとすぐ塾主催の私立中学校の見学会に参加。
ここは私のすぐ下の妹の母校で、父もうちの娘に「○学園がいいんじゃないか？」と常々言っていた学校なんです。
場所とか学校の特色もわかっているし、伝統校でいい雰囲気なのは私もよく知っていたんですが、行ってみたらものすごくきれいに建て替えられていてびっくりしました。
美しいエントランス、吹き抜けのアトリウムのある校舎、豊富な特別教室。
妹がいたころは、エントランスで炭を燃やして暖をとっていた超古い校舎の面影はどこにもありません。
こんないい環境で娘が青春を過ごせたら・・と夢がふくらみました。

帰ってきて、父の様子の報告がてら妹に電話してみましたが、とても喜んで「Ｒちゃんうちの学校にしなよ！胸を張っていい学校だって言える学校なんだからさ～」と何度も言ってました。
父も気に入ってた学校だったから、元気だったらきっとこの話をしたら盛り上がったんだろうに・・

自分が病気になり、父が病の床についていると、人生の輝く時間は短い、と実感せざるをえません。
だからこそ娘にはできる限りすばらしい青春をおくらせてあげたいという願いが強くなりました。
いろんな体験をできる環境が、今日の学校見学ではつくづくすばらしいと感じましたし・・

今月は私の母校も見学に行く予定にしていますが、今日の充実した施設を見てしまうと、ちょっと母校はかすんでしまいそう（笑）

帰ってから、また病院に行きました。
「○学園に見学に行ったよ」と言ったらちらりとこちらを見たんです。
話が通じたと、思いたいな。