カテゴリ:老いた親が倒れたら
家裁に提出する用紙をやっと仕上げて提出してきました。
たくさんのコピーをつけて財産目録を作ったり、後見申し立ての理由をいろんな用紙に書き述べたり、私見を述べたり、いろんなお役所を走り回って集めた書類を添付したりして、できあがった書類の束、結構すごかったです。 結構苦労したし、受理されたら達成感があるかも・・と思っていたのですが、裁判所の人と面談していると、「達成感」どころかこれは、将来のもっとやっかいな問題の入り口に入れる通行手形?を手にする手続きでしかなく、本番はこれからよ、って感じがぷんぷんにおってきて、帰るころには気分はど~んよりしてきました。 例えば、父の貯金を入院費やら介護用品やらを賄うために数回にわたってまとまった金額で下ろしているのですが、それは「はっきり言って判断力のなくなったお父様の口座からもはや金額を下ろしているのは使い込みと取られても弁解のしようはなく、そういった人を後見人に選出するのは難しいという判断材料にされてもおかしくないです」なのだそうで・・ 管理能力の甘さをスパッと指摘されたりすると、ヒェーって感じで背中に冷たいものが走りました。 とはいえ、この一ヵ月半ですでに入院費は20万ほどにのぼっていて、私が下ろした金額は、このままでは半年しかもたない程度でもあり、「許容範囲でしょう。でも次回からこういうことなさらないで」だって。 サイバンショガミテルゾ カネ、ツカッタラドウナルカ、カクゴシロヨ ・・・そう浴びせられた気がして小心な私は思わずビビってました。 なにせ、子供の頃父の会社が倒産して借金取りに責め立てられた経験がありますし、大人になってからはどういうわけか銀行系ノンバンクに勤めてて、ローンの受付をしてましたから、取立てについてもよーく熟知している私。 もともと、おカネにすごーく小心なのです 後見人になろうなんて、・・・もっ、もしかして、私はとんでもないことに首を突っ込んでしまったのでは・・ 実は、先日役所通いしてあまりにも疲れて、つい手元に残っていた父のオカネでマッサージを30分3500円で受けてしまった程度の使い込みをしてて、このくらいまあいいか、と気軽に思ってしまっていたので大変反省しました。返しておきました。 後見人は完全にボランティアでないといけないのです。 今日の申請が終わったら、マイ誕生日祝いもかねて買い物して~とか思っていましたが、その気も失せてしまいました。 あーあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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