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カテゴリ:子どものこと
わすれられないおくりもの ( 著者: スザン・ヴァーリ / 小川仁央 | 出版社: 評論社 ) 物知りで賢くて、仲間から頼りにされていたアナグマが、ある日、死んでしまいます。 森のみんなは、とても悲しみました。やがてみんなは、アナグマの思い出を 語り合います。みんなは、アナグマがみんなにおくりものを残してくれたことに 気づいたのです。 絵本の読み聞かせを子どもたちにするときは、子どもたちと元気におしゃべり しながら、時には遊びながら読んでいるのですが、この絵本のときはちょっと 違います。3歳の娘も、神妙になって見入っています(ちょっと内容的には 難しいかな、と思いますが、彼女なりに感じるものがあるようです)。 「アナグマさん、死んじゃったの?」などと聞いてきます。 子どもにとっては「死」を理解するのはとても難しいですが、死んでしまっても 思い出は残るんだよ、ということを彼らなりに理解してくれればいいな・・・と 思います。 この本は、子どもだけでなく、大人もいろいろなことを感じることができる、素晴らしい 絵本だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.06.22 11:33:31
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