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2005.06.22
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カテゴリ:子どものこと
わすれられないおくりもの ( 著者: スザン・ヴァーリ / 小川仁央 | 出版社: 評論社 )

わすれられないおくりもの ( 著者: スザン・ヴァーリ / 小川仁央 | 出版社: 評論社 )

物知りで賢くて、仲間から頼りにされていたアナグマが、ある日、死んでしまいます。
森のみんなは、とても悲しみました。やがてみんなは、アナグマの思い出を
語り合います。みんなは、アナグマがみんなにおくりものを残してくれたことに
気づいたのです。


絵本の読み聞かせを子どもたちにするときは、子どもたちと元気におしゃべり
しながら、時には遊びながら読んでいるのですが、この絵本のときはちょっと
違います。3歳の娘も、神妙になって見入っています(ちょっと内容的には
難しいかな、と思いますが、彼女なりに感じるものがあるようです)。
「アナグマさん、死んじゃったの?」などと聞いてきます。

子どもにとっては「死」を理解するのはとても難しいですが、死んでしまっても
思い出は残るんだよ、ということを彼らなりに理解してくれればいいな・・・と
思います。

この本は、子どもだけでなく、大人もいろいろなことを感じることができる、素晴らしい
絵本だと思います。







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最終更新日  2005.06.22 11:33:31
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