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上海から帰ってみれば、一部の方々から同じ質問を受けます。 「靴下まで洗ってくれるらしいねぇ」 「空港で別れるとき、涙を流してくれるってホンマ?」 ふふふ、そういうエキセントリックな世界は、上海でなくてもあると思うのですが、それって、向こうから、日本人男性旅行者を見るイメージと同じですよ。 初体験をさせられるのかなぁと、私めも畏れ、若干のざわめきを覚えないでもなかったのですが、今回は固くお断りしました。残念^^; 今日から、思い出しながら書いてみましょう。 空港に降り立つ直前、かなりの低空で飛行していますが、地上の景色は見えません。特に山のない上海は地上の起伏もなく、平面ですから、かなり低くなって、ようやく空港周辺が姿を現しました。黄砂とほこりが地上を覆っているのです。10キロくらい先の景色は、黄色い幕に覆われ、思わずバッグの中からマスクを取り出してしまいました。 通関はこれまで経験したなかで、気が遠くなるくらい長くかかりました。到着機が増えるごとに、私の後ろの行列は少しずつ伸びていきます。かなり事務的な対応であるにもかかわらず、まぁ、これは大変な状況です。^^ここで感じた対応の緩慢さは、滞在していた間に、何度も経験することになるのですが・・・ ようやく、通関を済ませ、到着を待つ人たちが、ロープの外にパレードを待つように並んでいますが、みなさん日本人をお迎えなのでしょう。「○○先生」と言う札を目につくように持っています。これは「○○様」の意味ですが、まぁ、初めての日本人には、ちょっと面映い感覚です。 さて、待ち合わせた友人が見当たらないので、私めは、荷物を持ちながらうろうろしております。雑踏の中、すれ違う人々の中に、笑顔で話しながら歩いている人はまったくありません。(たまたま、そうだったのか)私めは、目立たぬよう、かなり控えめの色合いの服装にもかかわらず、なにやらすれ違う人がにらんでいる風にも見えます。 幾人かが、無表情で近づいてきました。 「テクシー?」 そうだったのか。安心するやら気が抜けるやらで、インドネシアでしつこくキノコの幻覚剤を売りにきた青年たちを思い出しました。 違うグループが、何度も入れ替わりやってきます。 30分ほど徘徊して^^ようやく友人を見つけ、蘇州のもう一人の友人に会いに向います。 つづく。 アルバム は、こちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月31日 21時01分12秒
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