テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:オペラ座の怪人
期待をしてはいけないという予想通り、オペラ座の怪人は消化不良というか、引き込まれないというかそんな感じで終わりました。
特に劇場で一度でも見た人にとっては、物足りないだけかも。豪華なセットも、映像の効果もどうしたって生の人間が演じる迫力にはかなわない。特に、このミュージカルは日本の歌舞伎の舞台装置も取り入れたりして、とってもよく出来上がっています。その分、スクリーンを見るだけの映画って、なんだか冷めちゃうのよね。期待していた仮面舞踏会の場面も、へんてこりんな「扇子の踊り」。 一緒に出かけたお友達は、ミュージカル版は未体験。「ちっとも筋がわからない」「うたってばかりでつまんない」という感想でした。冗長だしさ、ストーリーを追うとかそういうもんじゃないし。すみません、つまんない映画に誘っちゃって、と謝りました。 映画に行く前の「保存版のミュージッククリップ」という評価がそのままです。井筒監督、何ていうかな。金曜日の虎ノ門がとっても楽しみ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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