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カテゴリ:しゅみのこと
昨日たまたま文庫発売の新聞広告を見て
本屋に駆け込み・・・ 一気読みしました。 映画もドラマも見てないし周りに読んだ人もいないので 単行本はちょっと躊躇してたんですよね。 まあ文庫ならハズレでも渡辺淳一好きの 実家の母にあげようと 55歳の男と36歳の女。でも、この歳の差に関しては 物語では全くスルーです。さすが渡辺淳一 でもこれ、55歳の女と36歳の男だと成り立たない・・・? 渡辺作品の、いつもながらの大胆な性描写ですが あとがきにもあるように、より簡潔に、 音だけを、声だけを拾って詩のようなリズムを創っています。 まあ、日経新聞に連載してる間は全国のサラリーマンが 朝の通勤電車で新聞をタテ半分に折ってどきどきしながら 読んでいたかと思うとちょっとおかしいのですが・・・ そこはそこでいいのですが、私は罪を犯してからの主人公が 息子の面会を受けるシーンに感動しました。 司法もマスコミも主人公の言葉を理解しようとしないけど ろくに話もしなかった息子は、彼を力づけ、強くあろうとする。 思っていたより読後感は爽やかで優しいものでした。 それにしても、寺島しのぶはこの役にハマってると思います。 トヨエツは原作より10歳若い設定らしいので、ちょっとカッコよすぎるかも・・・ なんにしても映画、一度見てみないと。 ちなみにドラマは見てないけど・・・ 高岡早紀は違うだろ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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