大日ヶ岳で山スキー
2019.1.20
誘われた山スキー体験に大日ヶ岳に行ってきました。
天気が少し不安だが、深夜発でダイナランドへ向かう。今年は暖冬なので道にも雪はなく、雪の少なさにも不安が募る。
6時のリフト始発でとりあえずスキー練習の後、上までのリフトが動き出した7時からいよいよ山にはいる。
シールを付けて樹林帯へ入っていく。シール歩行は何度かしているので、前の人についていくのはなんとかなる。稜線に出ていくと、吹雪というか、みぞれ混じりの雪が顔を叩き痛い。でも登りなので、からだの暑さでメガネが曇って非常に不快。いろいろとレクチャーいただきながら、雪に叩かれながら、山頂に到着。
山頂の雪と強風の中、滑るためにシールを外すのが一苦労。ピークから雪のまだありそうな、樹林の中へ滑り出す。が、ここから私の苦難の始まりでした。
木や草に当たりそうで怖いし、ゲレンデではない新雪にスキー板がうもれるはで最低です。山頂からの斜面を斜めに行って、再度稜線に出て、今度は反対側に降りる。こっちの斜面はもっと急で、雪も吹きだまっている。先ほど以上にダメダメになる。
このフカフカを登り返すのが、もっと最悪で、急斜面に深雪でまったく進めず。急な斜面をジグザグに登るときの切り返しのキックターンが上手く出来ず、こけたり逆にずり落ちたりで進まないうえに身体中に無理がかかって、もがき苦しむ。
なんとか稜線に戻ってきた後、再度ピークへ登り返す。始めにピークへ登った時から比べると、急斜面の登りでの疲労がたたったのかヘロヘロに。頂上からの滑りにまた苦労する。
やっと終わってゲレンデに帰る途中に、降りる尾根を間違えたようで、少し遠回りになった。トラバースをしたりで、やっとこさゲレンデの休憩所が見えたときは本当にほっとしました。
最後にせっかくなのでゲレンデスキーを楽しむことになったが、そんな元気はなく、足の筋肉も終わっているので、ただただ帰るためだけの下る作業と化していました。
山スキー体験しましたが、こんなはずじゃなかった?目覚めなかった?
雪に埋もれる。
風強い中、さあ降りよう