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カテゴリ:男優
前回も取り上げた映画『七つの会議』。 池井戸潤さんの小説が原作となった作品で、企業の不正を暴く社会派ドラマです。 前回は主演の野村萬斎さんでしたが、今回注目したい俳優さんは、及川光博さんです。 まずは及川さんの経歴を復習。 ■及川光博公式ウェブサイト ■業務提携先 ホリプロ公式プロフィール ■Wikipedia 最近は、俳優としての活動が目立っているので忘れそうになりますが、ミッチーって「王子」でしたね 王子キャラで有名になって、Hey!Hey!Hey!とか出てませんでしたっけ・・・ 今の10~20代の方たちは、及川光博が「王子」であったことはもちろん、もしかしたら「ミッチー」と呼ばれていたことさえ知らないのでは・・・ ジャニーズとか純烈みたいに、熱狂的なファンがいたのも覚えています。さしてファンでない人にとっては、「王子」のミッチーを見る機会は昨今めっきり減りましたが(ないに等しい)、ライブも必ず毎年されているようで、そこではきっとずっと「王子」なんでしょうね ところでミッチー、52歳ですって(これを書いている2022年3月現在) すごすぎないですか?かっこよすぎないですか? こんなカッコイイ52歳、会ったことありません。 さすが王子。 さて、話を戻しまして・・・ 最近では俳優としての活動が目覚ましいミッチーこと及川光博さんですが、及川さんと言えば、『相棒』の神戸尊(かんべたける)役がすっかりイメージとなりました。 適役でしたよね~ 相棒が成宮くんや反町さんに変わってレギュラー出演はなくなっても、特別出演とかだまに出てくると嬉しくなったりしたもんです。 前回に引き続き今回ご紹介している映画『七つの会議』では、及川さんは、主人公・八角民生(やすみたみお、通称”ぐーたらはっかく”、野村萬斎)の上司になってしまった営業部一課長・原島万二(はらしままんじ)を演じています。 前回も少し触れたのですが、この映画、主人公は”ぐーたらはっかく”なのですが、一課長をしていた坂戸宣彦(片岡愛之助)が異動になったことから、期せずして一課長に”なってしまった”原島の目線で前半のほとんどが描かれています。 ”ぐーたらはっかく”がどういうヤツなのか、原島目線で第3者的に描くことで、視聴者に一緒に考えさせる、という演出なのだろうと、私は予想します。 そして、そのミッシーが演じる原島課長が、今まで、特に『相棒』のインテリでクールな及川さんの印象とは違って、ちょっと弱腰なんですが、その弱腰の演技が絶妙なんです。 ちょっときの弱い感じとか、遠目にぐーたらはっかくを観察している感じとか、朝倉あきさん演じる事務員・浜本優衣に押されて行動する感じとか。原島の性格を巧妙に表現されています。 ストーリーの中でも、とても重要な役回りになっています。 王子でもない、インテリでもない、そんな弱腰のミッチーも観察しつつ、まだ映画を観てない方はぜひ観てみてください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.10 17:00:44
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