知らない人について行ってはいけない理由 #10
ごきげんよう今回で10話目でございます。ではヒント9「それは1億人中1人の確率で起き、多くの人間は気が付かない」初見の方の為に説明すると、物語は単発方式なのでここからでもギリギリ楽しめますが、最初から読んでいただければわたくしの持ってるものをなんでも一つ受け取れるギャンブルに参加できます。話も繋がり出してきてしまったので、1話から見るのをオススメいたします。第九話怖いシミがあるアパート第八話人買い大男第七話ラブホで幽霊と対決したレア話第六話忘れられない煙第五話闇世界の悪魔ハンター第四話あなたの指は本当に正常ですか?第三話悪魔に最も近い人間との思い出第二話誰の手?第一話違和感の正体それではいってら今回は作者がコミュカルに書いてるとはいえ、真面目にグロ注意。下の広告を押してね。貧乏なわたくしに1円だけ寄付されるよ。【緊急配布】先着50名様限定:1,199円!2枚購入クーポンで】 シャツ レディース 長袖 シアーシャツ UV対策 紫外線対策 冷房対策 オーバーサイズ ピンク ミスティピンク パープル ラベンダー ライトブルー ミントブルー アイボリー【 ドロップショルダーシアーシャツ 】価格:3,980円(税込、送料無料) (2023/7/8時点)楽天で購入ありがとう!これでご飯が食べれる2019年2月1日その日、わたくしにはショックな事があった。今までの話を見てくれていた人からすると大体そうなんだけど、なんだかショックな事がある時に限って物語があるんだよねw恋愛と同じでさ、怪異…とか、不思議な何かに遭遇するのにもタイミングが必要なんだろうね。その日、わたくしはゲロを踏んだ。それも盛大に。水たまりだと、最初は思ったんだけど、思いっきりゲロだった。ゲロは酒臭いような、イカ臭いような、それを混ぜて2日間酢で煮込んだような酷い匂いがしていて、もらいそうになる程……臭かった。その時はK君と言うお友達と話していて、すげー大笑いされてね。ショックだったわ。わたくしはK君と別れて、飛沫がくっついていて不快だったから、足を洗える場所を探す事にした。そうなると定番なのは公園だろうか?それとも近くのホテル…?それとも………わたくしは足を洗えそうな場所を血眼で探したけど、そこは土地勘がある場所からかなり離れた区域で、学校の企画の帰りで仕方なくそっち方面に行ったのだ。わたくし「うわ…どうしようこれ…」かなり本気で悩んだけど、街を通りかかるみんなは見て見ぬふり。まぁ、人助けはする方のわたくしでもそうしたかもしれない。かなり臭かったし、オーラ暗かったと思うし、大通りで汚ねぇゲロまみれの女を誰も助けようとはしなかった。そんな時だった。ある1人の紳士が声をかけてきたんだ。紳士「あぁ、お嬢さん……」紳士は匂いに顔を引き攣らせながらも、ゲロまみれのわたくしを心配そうにして、覗き込む。その時に胸ポケットからハンカチを取り出して、わたくしの汚すぎる足を拭いてくれた。まさに紳士と呼ぶに相応しいおじさまでしょ。わたくし「そんな…汚いのに!でも、ありがとうございます」紳士「あぁ、いいんだよ。完全に拭き取れなくてすまないね。そうだ、君。私の家に来ないか?」すごい紳士的だったおじさんが2行目の言葉で一気に不審者に思えた。でも、挙動不審な感じも雰囲気的には怪しい感じもなくて、とても心からの親切心で言っている感じがして、わたくしは紳士に着いていくかどうか迷った。本来ならば……まぁ、もちろん着いていくべきではない。小さな頃から知らない人には着いて行ってはいけないって教わってたもん。紳士「すまないね、怖かったかな?何も悪い事をしようとは考えていないよ。私の家には庭にホースがあるんだ。そのホースを使って、君の足やスカートについた汚れを取りたいだけなんだよ。家には入らなくてもいいから、着いてきてはくれないかな?」紳士は思わず警戒心を解いてしまいそうになるような笑顔でこちらを見つめてわたくしを説得してきたんだ。腰は低姿勢にして、手は広げて同情的な瞳をして。ここまで仕草だけで自己開示と相手の心理誘導をする人。過去にも今までにもこの人が一番直接見た中では凄かったかもしれない。この時のわたくしは心理学にどっぷりハマってたから、もちろん紳士が心理誘導を仕掛けていることに気がついていた。紳士は怖い人ではないけれど、明らかに常人ではない事に気がついた上で、わたくしはスタコラサッサと着いていく事に決めた。わたくし「じゃ、庭にだけなら…お邪魔させてもらいます」紳士「あぁ!良かった!それじゃ、こっちだから…おいで」わたくしはおいでと言った刹那の狂気じみた紳士の顔を目尻で捉えて、興奮した。あぁ、これから何が起きるんだろう?わたくしはどうなってしまうんだろう?もしかしたら、この老人は人肉ショップの店長で、今肉を仕入れれて!それであんなにも狂気じみた顔ができたのかもしれない…!あるいは、生贄?それともロリコン?それとも…今からわたくしはこの老人に監禁されて殺される??胸が躍ってたね。紳士は老人なので、歩くスピードが遅かったけれど、わたくしは普段よりも早く歩いてしまっていた気がする。きっと、紳士視点から見れば、「早くゲロを落としたくて急いでいるんだな」程度にしか考えていないはず。だから、紳士は歩くスピードが早いわたくしを見てもニコニコするだけで何も言わなかったんだと思う。わたくしは紳士に道の曲がる方向を聞くと結構なスピードで胸躍らせながら歩き続けた。冬なのに走ったせいで凄い暖かくって、今まで「運動すれば暑くなる」とか言ってたお友達を見下すクズ的傾向があったのだけど、初めて信じた。あんまり運動しなかったものでね。しばらくすると、紳士の家に着いた。外は枯れ葉一枚落ちてなくて、豪邸ってよりも、ある程度の金持ちが住んでる一軒家って雰囲気でね。多分普通の住宅街にもポツリポツリとある感じの家。そこだけ金持ちなんだろうなーってなんとなくわかる感じの。でも、紳士の家は全然嫌味ったらしくはなくて、なんか爽やかな雰囲気がしていたよ。庭には色々な種類の花が咲いていて、真ん中に白い道。オシャレなテーブルもあって、家の作りは現在風で、庭には濡れているジョウロ。老人1人で住むには家が大きすぎるし家族と暮らしてるんだろうなってすんなり思った。わたくし「ご家族さんには迷惑にはなりませんかね?」紳士「家族はいないんだよ」地雷を踏んだかとも思ったけど……紳士は案外けろっとしていて、気にしていない様子だった。だからわたくしはいつもよりも素直に疑問に思った事を聞いてみた。わたくし「家、広くありません?1人で使うには持て余すような…」紳士「家族はいないが、使用人は多く居てね」なんとなく寂しいお金持ちの老人が多く使用人を雇って寂しさを無くす話を思い出していた。世界仰天ニュースだったかな…違うかもしれないけど、とにかくテレビでそんな話を見ていたし、なんとなく納得がいきかけていた。でも、思い直したんだ。なせ“思い直したか”を説明するためには、この家の構造を説明するしかない。まず、家には柵があるが、基本的には庭師がカットしてるであろう植物のタワーで囲われていた。その周りにポツポツと花や木が植木に植えられていて、地面は芝浦。庭に入らないと外からは全くわからないのだが、ガラス張りで庭に入ると家の中が見られる構造になっている。中国の高級住宅街の家が同じような構造。そして、わたくしは思った。ぱっと見庭師が居ないし、家の中に全く人気がない。庭に置かれてたジョウロが濡れていたけど、それってつまり来る直前まで絶対使われてたってことで、使用人がご主人様が帰ってきた途端消えるのも変。庭師が居ない事に関しては偶然ってお思う人もいるでしょうね。でも、これだけ綺麗に整備されている植物タワーには常に庭師が必須なんだ。しかも外には枯れ葉一枚落ちていなかった。整備をした後に帰って入れ違いになることもありえない。誰ともすれ違ってもなかったし、基本的にかなりの時間を労働に割くからである。老人はわたくしがそうとも考えているとも知らずに、庭からホースを持ってきて、水を出し始めていた。その姿は実にエレガントで、上品この上なく、今までのわたくしの歪んだ考えを否定するようだった。でも、ここまで来て何もなければわたくしは狂ってしまいそう…わたくしは老人を見つめ続けた。何かが起きると期待してね。紳士「足をあげれるかな?」紳士はわたくしの足を洗ってくれるようだ。わたくしは紳士を信じて足を渡す。わたくし「使用人が見えないんですけど、今はいないんですか?」紳士「今頃使用人は家の奥の方で働いている頃かな」紳士はとても穏やかな表情でそう答えた。丁寧にわたくしの足を洗いながら。なんの違和感もないはず。なのにどうしてかな……紳士の言う事を信じられないでいる自分がいる。エンパス(人の心を理解してしまう才能)がそう告げているのか、あるいはもっとも純粋な邪悪な想像が信じたくないと思いこませているのか。わたくしにはわからなかった。そう、深く考えるとわたくしはADHDと言って、まぁ、種類が多いのだが、その中の超集中型だから、周りが見えなくなる。だから、紳士が次にした行動が予測できなかったし回避できなかった。紳士「あぁ!?」〔ブシャアアアア〕それは今駒数秒一瞬の出来事だったよ。水の中で綺麗な虹が生まれた。わたくしの全身はずぶ濡れに。老人が持っていたホースの水が全てわたくしに勢いよくかかったのだ。服はビチョ濡れ…スカートも、靴下も全滅した。紳士「いや!すまない…!」わたくしは驚いた後に笑っていた。やっと、何かが起きる!って。虹の雨を浴びて天に心の中でガッツポーズをしていたと思う。わたくし「いいんですよw」紳士「服がこんな事に…!?家の中に乾燥機があるからね!使ってくれないかい?」わざわざ家の中にって言った時の高揚感ったらない。この老人は紳士の皮を被った悪人なんだって半ば思い込みかもしれないけど、おう思わずにはいられなかったよ。わたくし「いいんですか?」紳士「勿論だとも」正面玄関からわたくしは家に通される事になった。中に入ると、ベルが鳴るよくあるタイプの家でね。靴は一束も置かれていなかったため、やはりこんな大きな家なのに家族とは生活していないんだなって改めて認識したよ。そして、ベルが鳴っているのに使用人が出てこないのも面白かった。わたくし「使用人の人は出てこないんですね?」紳士「今は奥の方に居るのさ。そんなに使用人が気になるのかね?」確かに必要以上に聞いてしまった気がしていた。普通の女の子でこのシチュエーションなら、真っ先に乾燥機の場所を聞き出したり、お礼を言ったり、特に何も言わないのが普通なんだってその時悟った。まぁだからそこ、わたくしはそのまま素直に聞いてみた。普通じゃない子かもしれないけど、わたくしはわたくしを愛してるわたくし「凄く気になってますね」紳士「だったら服と髪を乾かしてから奥の部屋に通すとしよう」そこにわたくしの知りたい答えがある気がした。なんだか、恋してる時よりもときめいて、その先にくだらない物があるとしたら、紳士を憎んで殺害してしまいそうなほどのトキメキ。わたくしは乾燥機の前に立って、服と髪を乾かした。やっぱり、お金持ちの家の乾燥機は全然違って、前に立ってるだけなのに全部直ぐに乾いたんだ。完全に乾き切ると、紳士は微笑みを浮かべていた。なんだか、今までの笑顔なんだけど、どこか凄く不気味でね。紳士「奥の部屋を見るかね?」わたくし「はい」とても強い期待感を胸にわたくしは奥の部屋と老人が呼んでいた部屋の前にいる。その部屋のノブには鍵穴があった。しかも二つも。変だよね?だって、使用人が居るって言っているのにこれではまるで人を閉じ込めてるみたいだ。しかもご丁寧に、鍵穴あは二つもある。厳重すぎるし、期待以上の良い扉だと思ったよ。その鍵穴に入れる鍵は金属製でおもちゃの鍵っぽい可愛らしいデザインでね。でも鍵山が妙に多いの。ピッキング対策にしても細かすぎるし……底知れない気持ち悪さを感じたな。普段聞かないような〔ガチャ…!ガチャガチャ!〕ってゆっくり回しているはずなのに気立しい(けたたましい)音がする。期待しすぎて居てね。時間がスローモーションに見えていて、多分鍵を回す時間は体感3分に感じてたよ。本当は10秒とかそれくらいだったんだろうけどまぁ、待てど叫べどいくら期待しようとも、部屋の鍵は開いた。特に香りが変とか人が出てくるとか何も無かった。わたくし「暗い…ですね」光一つ電気一つも通っていない変な部屋それが初見で感じた感覚で。暗すぎて奥が何も見えないし、ドアを開けているので差し込んだ部分から、木造の床は見えるのだけど、それ以外の情報がない。紳士「そうだね、今灯りをつけるから待っててね」右手側の壁にスイッチがあるらしくて老人は壁を打ち手で触って電気をつけた。すると、ますますその部屋の異常性が判明した。何もないんだ…まだ書いていない話になるんだが、大家さんに頼んで事故物件を見せてもらった時と同じ感じだった。1ミリも生活感がない。綺麗すぎる。何も本当に置かれていない部屋。そして、気持ち悪いくらい部屋が広かったと思う。色々な物件の構造を見てきたんだけど、あんな構造で扉しかない部屋は初めてだった。とりあえず下手くそだが、書き起こしたから、見てほしい。↓明らかにおかしいくらいスペースを取っているし、建築基準法的に窓が無いと変なんだよ。何か明確な目的があって手作りで作ったような。でも、今時都会で手作りで家を作るのがまぁ難しい…し。色々な考えが頭を巡ったけど、とりあえずそれらは心に閉まって、使用人について聞いてみる事にした。わたくし「あの、使用人がいないんですけど…?」紳士「居るよ。」気持ち悪さで鳥肌が立った。逃げたい逃げたい逃げたい逃げたい逃げたい逃げたいわたくし「いやいや、居ませんよね?」紳士「居るよ」それでもわたくしは、恐怖を抑えて部屋をよく見てみる事にした。確かに綺麗すぎる広すぎる部屋。それ以上の感想は出てこない。でも、本当によく観察すると、うっすら……本当にうっすら一部ずつ、部屋の床の色が違う。4箇所くらい。多分、劣化してる部分と新品の部分…無理矢理床を工事したようなよく見ないと絶対わからないつぎはぎ……ホラー好きで想像力豊かなわたくしはそこの一箇所一箇所に死体が埋まっていて、それが全部使用人だって思った。わたくし「あの、もしかして……!この中に…死体でもあるんですか?」紳士「ただの死体を使用人とは呼べないさ。働けない人間は使用人かい?」わたくし「……だったら全く意味がわからないんですけど」それ以上の想像はわたくしにはできなかった。紳士「…………私は片付けが苦手でね。もう歳なのもある」老人は語り出した。要約するとこう言う話だった。・奥さんと別れた片付けが苦手な男は使用人を家に雇った。庭は荒れ放題だし、食器も山積みになってしまっていたらしい。元々この家には奥さんと娘さんと住んでいたとも聞いた。通りで広いわけだ。この部屋は元々娘さん用のバレエの部屋で、バレエは動き回るので横に広い構造の部屋が必要だった為、建築屋さんに特別に依頼して作ってもらったらしい。雇った使用人は3人で、広い庭を整備する庭師、家事が得意なメイドがシフト制で2名。みんな仲良くやっていたし、それなりに金も与えていたし、全員が幸せだった。でも、そんなある日。事件が起きる。男が家に帰ってくると、娘の姿が無かった。直ぐに玄関を掃除していたメイドに声をかけると、料理の材料を買いに行っててしばらく時間がかかるのだと言う。娘は料理には全然興味がなくて、こんな事は今までなかった。心配しすぎても年頃の娘に嫌われるなと思い直ぐに思い直して、二階の寝室でその日は夕方だったが、仕事で疲れすぎていて寝る事にした。だが男は翌朝、やはり娘がいない事に気がつく買い物に行ってからもしかしたら何か事件に巻き込まれてしまったのではないか…と思い、すぐさまに警察に連絡した。そして、ほんの少しだけ冷静さを取り戻すと、家に誰もいない事に気がついた。リビングも娘の部屋もトイレも物置も見て回ったが誰もいない。朝早かったのもあり、メイドが居ないのは仕方ないのだが、庭師は絶対にどこかに居る時間だった。大抵はリビングで休んでいるか庭で働いているはず。もちろん庭も探したが、庭師はいなかった。最後に残ったのはあの部屋だけ。恐る恐る男がその部屋の中を見ると……庭師が居た。男「娘がいないんだ!!知らないかい!?」庭師「知りません」男がその場で途方に暮れると、庭師が立っている床がおかしい事に気がついた。床の色が違う。嫌な予感がしたが、その時は警察に連絡もしたし、元々依頼して無理矢理作ってもらった物だから多少の欠陥だと思う事にした。男はそれからメイド2人と庭師とで4人で暮らす事になった。しばらくすると変なことが起こり出したらしい。娘の部屋から物音が聞こえるんだ。しかもそれは勉強のためにペンを使っている音。バレエの部屋でもバレエをする音が聞こえる。幻聴ではなく、全員が聴いているので、確かだった。毎日男が娘を失ったことで泣いていると、あの日娘が買い物に行ったと証言していたメイドが話しかけてきた。メイドの話によると、実は……庭師に大金を積まれて嘘の証言をしたのだと言う。本当は娘さんがバレエの部屋に庭師と入るのを目撃していてそれが最後だと言う。男は激怒した。その場に置いてあったバールでメイドを殺害して、そのままそのバールを使ってバレエの部屋の違和感がある床を破壊した。そこには服を着ていないで会陰が切断されていて、その会陰に大量の花が飾られている娘が居た。男は憤怒して、庭師を問い詰めるとあっさり自分がやったと自白した。男「………なら、何故逃げなかったんだ?」まぁ、当然の疑問よね。庭師は殺してからもずっと男の家に雇われて働いてたんだ。庭師「………家族と暮らしているのを理解しないで貴方が泣いているのを見るのが楽しかったから。それに人を犯して綺麗にしたかったんだ。」わたくしには理解しがたいが、とにかくそう言ったらしい。もちろん男は庭師も殺害した。人を殺したことを隠すってなると、一番困るのは死体の隠し場所らしい。極論死体さえ見つからなければ、行方不明扱いで処理されることが多いから、隠すだけアドなわけだ。まぁもうわかってるよね。例の部屋に隠したんだ。出来るだけバレないように慎重に。でも、もう1人のメイドに作業を見られてしまってね。そいつも殺したらしい。1番の被害者wんで、犯罪者の心理的には出来るだけ人を家に入れたくないわけだ。当然見つかる確率が出てくるわけだからね。当時は匂いも酷かったらしいし。男は毎日気が気でなかったけど、やっぱり片付けが苦手なので食器を毎日出しっぱなしにしたし風呂も掃除してないし全部何もやらなかったのだよ。……でも、何故か全てが翌朝には片付いているし、庭もずっと花は枯れずに綺麗なのだと言う。・紳士「…………私はわからないなりにも推理した。この部屋で殺された者は生前と同じ行動を幽霊になっても取り続けると。それは現実にも影響を与えると」わたくし「わたくしの事も殺す?」紳士「いいや…殺さないよ」その点は少しガッカリだったけど、では何故この話をしたのかわたくしにはわからなかった。動機の失目?自首でもするのかな?色々考えたけど、自己解決は無理っぽいので聞いてみた。わたくし「んん、なんでわたくしに話したんですかね?」紳士「最初は吐瀉物の匂いが娘の死体の匂いに似ていたからかな。それに君は娘に顔が似ているし、性格も似ているのさ。おそらく、娘は殺される前庭師に簡単について行ってしまったんだ。それで窓もない防音のあの部屋で犯された。今私が君の背中を押し出して力尽くで同じ事もできるんだよ」わたくし「もっと警戒心を持てと?」紳士「そうなるかな」紳士はそう言うと、あっさり玄関まで送ってくれたし、怖がらせたお詫びと言って、桜餅も持って帰らせてくれた。今でもあの家の場所はわかるし、多分まだ紳士もいる。通報?しないよ??だって、老人の紳士すげー可哀想じゃん。わたくしだって恋人殺されたらそれくらいするしさ。気持ちは分かる。だからといって人殺しはしちゃいけないよってセリフ死ぬほど嫌いなんだよね。「出来事」ってのが毎秒人には発生してる。それには波があるだけで、「良い事」「悪い事」とかってのは人が勝手に決めつけてるだけなんだよね。例えば強盗に入られて親が全員殺されても、世間から見ると可哀想な子だけど、その子にとっては幸せかもしれない。でも、子供にとってそれは不幸で相手(強盗)を殺したいって思うんなら、わたくしはやりゃ良いと思ってる。わたくし視点では他人だし。それも出来事だから。死も出来事で、足を広げて寝るのと変わらないって思ってる。あるいはこうやって他人の書いたくだらない文章を読むのと人殺しはその人次第では同じだと受け取ることすら可能だと思ってる。まぁ、極論言うと、制限したりされたりってのはその出来事が発生しないようにしている事で、他人の幸せと自分の幸せ他人の不幸と自分の不幸の振れ幅を勝手に一緒にすんなともおもう。個人的には仕方ない殺人ってのも絶対あると思ってて、わたくしが黙ってればその紳士はもうあの状態的に何年も隠し通してきたんだから、永遠に逮捕されないんだろうし、書いてることが多少なりとも本当ならわたくしは何にも書かなきゃ良いじゃんって思うでしょ。うん、本当…普通に考えたらマジでその通りだと思う。ああああ、まぁ、認めるけど、わたくしはわたくしでクズなのよ。3次元では嘘を吐かない代わりに真実を隠蔽し続けてるし、それはもう大量に。2次元では圧倒的な天性の嘘つきなのに真実だけを伝えるために嘘を利用して書き続けてる。4次元では色々なモノに愛されすぎていて、無限に甘えて良いから、甘えすぎてクズに。そう、こっちの世界ではね、あっちで言えないことを少数の人でいいから、知っててもらいたいのかもね。すげー厨二病感wwここだけの話ブログのアクセス数初心者にしては宣伝ほぼ0なのに結構あるんだよwみんな見ててくれて本当にありがとう。これからも頑張るから、見守っててね。END10 知らない人について行ってはいけない理由嘘と誠の配合率 8.2楽しんでくれたなら嬉しいですな。下の広告を押すと貧乏なわたくしに一円だけ寄付されるよ<無料サイズアップ>【33mm玉】ブラジル産最高ランク 完全透明本水晶玉 (完全天然石 約50g 持ち歩き用小袋&木製台座付)※公式鑑別書の別手配も可能 価格:14,980円~(税込、送料無料) (2023/7/8時点)楽天で購入