アラカンですが何か?

2013/06/06(木)00:34

付け替え

仕事のもろもろ(10)

今日は3か月に1度来る、POP付け替えの日。昨日から、担当部門のPOPの売価チェックをして、準備万端・・のはずが、急に講習会に全員参加しろって・・衛生チェックの確認等の講習。先日、某店で、豆アジの中に「キタマクラ」(毒性の強いフグ)が混入していたことをうけて急きょ、ルーチンの確認のための講習だった。 貴重な時間を1時間も取られて、あたふたとPOP付け替え作業。なんとか帰る時間までには全員済ませられてヤレヤレ。 イオンのPOP(値札)いろんなタイプがあるの、ご存知でしょうか?一番多いのが「下げ価格」っていう文字の入ったPOPつぎに目立つのは「とびきり価格」って文字の入ったPOPどっちがお得なの?たまに、お尋ねになるお客様がいらっしゃいます。結論から言うと、「とびきり価格」です。基本、下げ価格は、仕入れ担当がメーカーと交渉して決めた価格です。これだけ買い取るから、〇〇円にして~・・みたいな感じで仕入れるわけで、下げ価格の商品は3か月間通して値段は変わりません。 その点、とびきり価格は、単発・・というか、大人の事情というか仕入れ担当の頑張りで決めてくる価格です。安い代わりに入荷数や仕入れ期日も決まっていて、そのブツが売れてしまうとか、契約期日が来ると終了です。とびきり価格のPOPの左端か右端に日付があるはずです。その期間はその値段で販売しますよ・・・ってことです。ただ、その期間内でも、売れてしまったら終了です。たとえば、カップ麺「どん兵衛」が98円の「とびきり価格」だとします。入荷数500個が98円で売る分です。いつも置いている棚の商品は、仕入れ価格の関係で128円で売ってるわけですが98円の価格に統一されます。128円を98円に下げたのは何個で金額は何円と、覚えておいて入力しておきます。棚卸の時に、ロスが出るからです。私達が一応そゆの全般やってます。安い時給で たま~に、棚には128円の値札が付いたままになっていたりしますがつけ忘れてるだけで、バーコードの数字が同じなら、レジを通せば同じ98円になります。 さて、特売の500個が売れてしまったけど、POPは明日まで98円になっているとします。でも、次の日には「どん兵衛」は128円に変わります。なぜなら、定番棚の商品と特売商品は、仕入れ原価がちがうから・・・ま、説明すると長くなるので、このへんで。イオンのおばちゃんたちは、ちょいと頭も使うんでっせ~ ようするに、「とびきり価格」はお買い得ってことです。それと、各店で在庫が多いものなどを、店の判断で安くして売り切るときがあります。その場合は「プライスダウン」というPOPか、「とびきり価格」のを付けます。イオンはジャスコのころから、「シーズン越しの商品は持たない」を主軸にしています。半額でも、原価割れでもとにかく現金に換えてしまう。そして、空いたスペースは、新商品を並べる・・・って作戦です。その方針が、生き残るポイントになったとも言われています。グロッサリーは、回転が速いので、しょっちゅう棚替えをします。新商品を出すために、販売終了する商品を値下げして売ってしまうんです。1日違いで、半額になってる・・なんて経験ありませんか?ちなみに、うちの店では、棚落ち商品(販売終了商品)は、基本元売価の半額です。(各店の方針で、3割引きの店や2割引きの店もあります)見切りシールを張ってワゴンに集めて出してます。土・日曜や火曜市ではなく、ワゴンを置いてもじゃまにならないお客様の少ない平日とか、雨の日に出すことになってます。 お客様!どうぞ、ごゆっくりお買い物をお楽しみくださいませ~~   

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