キレイ

キレイ　7月17日・18日（M列・最前列）

イイ表情で歌うケガレのテーマ。
・・・の後ろで洗濯？してるカネコの家族から目が離せない。

付けまつげを眉毛に付けてる母キネコ。（はいりさん）
よく分からない扮装の池津さん。
この役の時は全然生き生きしていないトムさん。
そして、そして・・・・笑顔が一際輝いて（見える）ハリコナ！（阿部さん）
母ちゃんの膝枕で歌うハリコナ。

ハリコナがですね、無邪気さを全面に押し出してるんですよ。
だけど頭が弱いんだ。と切なさも加わって、なんか笑うだけの感情じゃ済まない不思議な感覚なんです。
あの面白い阿部さんを見てるのに、笑って泣きそうになる。

ハリコナ『かあちゃん、ぶたないで！ぶたないで！あっ！あっ！・・・・・あ～あ。』
途中であきらめちゃうのがその声も合わせて可愛い。

ダイズ丸の説明をしてる顔田さんのシーン。
『手を打った！』と嬉しそうにケガレに報告するハリコナ。
『また手を打った！』と再度ケガレに報告するハリコナ。
この邪気のなさ。

ハリコナ『ケガレ、結婚しよう！』
と言うシーン。
このシーンは未来のハリコナ（岡本くん）とケガレのシ－ンとリンクしていくような形で進んでいきますよね。
で、大人ハリコナ（岡本くん）『ペイズリー柄を見てるだけで3時間も潰せたあの頃のバカじゃない！』（みたいなセリフ）を言うシーン。
その脇でライトは当たってないけど、子供ハリコナ（阿部さん）が座って、口を開けたり舌を出したり、落ち着きなく目をキョソキョソさせたりしながら、手のひらをいじったりブーツの紐を上から順に触っていったりとしてたんですよね。
このシーン・・・・すんげ切ない！

こんなにバカで可愛いハリコナが、こんなに醜い嫌な大人になっていってしまうのかという感じで、悲しい。
そのあと、
母キネコ『なにしてたの？』
ハリコナ『ん？結婚！』
と無邪気に言うハリコナが・・良くてねぇ・・・・。

ケガレ『バーター取り引きね』
ハリコナ『バター！？好き！好き！』
とかね。

初めはやな大人というイメージだったハリコナだけど、女装しちゃったり、ものすごい取り乱し方をしたり、宇宙の果てまで行くとか言ったり。
あとになるにつれて大人ハリコナも段々と切なくなってきたですねー。

切ないといえばカスミ（秋山さん）も。
『ここにいないあなたが好き』って歌、キレイの歌の中で一番好きです。
ムラスギさんとのデュエットのやつですね。
切ない。すごーく切ない。歌詞。
あぁ、共感できた。恋っておおかた盲目だったりするじゃん？
”ここにいないあなたが死ぬほど好き　私も死ぬほどここにいないから”
恋に恋してること、我に返らないと気がつかないこと。

”人間とは多面体であって・・・”というところも（電光掲示板で歌詞が流れるようなとこも含めて）
好きです。
歌もうまいですし。

秋山さんって笑いのシーンで声色色々変わったりするけども、不自然な感じがしないですよね。
『すまんこってす！』『土下座でござる』とか。

イケてない奴役の顔田さん。
本気でイケて無さがツボでした。

トムさん『得意なモノマネは映画、ウブメの夏のいしだあゆみです。』『ウ・・・・ギャァッ！』ってやつ。
翌日は『2度目に来日した外人スターのものまね。』『軽・・・・部さんでしたよね？』
でした。
内容に触れないこんなんばっかり。トムさん。
あ、でも内容に触れたといえば神を殺してたな。そーいや。
『神がなんぼのもんじゃい！』て。
え？何故このタイミング！？・・・面白かったです。

くどさんはどうだったのかなぁ・・・・。
正直あんまり印象に残らなかったです。
『あとで読もう』とか『下品でしょっ！』とかは笑ったです。
あ、本部がお母さんというのがマタドールにバレたシーンで取り乱すのも良かった。
思い出せばけっこうあるかなぁ。

あ、くどさん絡みで一つ。
冒頭のケガレの長台詞のとき、カウボーイが死んだというセリフでカウボーイが『いやっ！いやっ！いやっ！・・・・』と叫びながら飛ばされるでしょ。
で、くどさんは『皇子と呼んでくれ』のポーズをしながら肩がカタカタ・・・。
えーと、笑ってますよね？
毎回笑ってるんですか？ほんとカヲルさん大好きで。

ケガレのテーマも最後の歌もすごく切ない表情で素敵に歌い上げてたし、陰のある感じで良かったと思うんですけど・・・ランラン。
でも、やっぱりどうしても・・・不思議ちゃんが苦手な性分でして。
元祖不思議ちゃんじゃないですか。
普通に松尾さんが当てたセリフであろう『あひゃ！』とかそんなものが気になって気になって。
はいりさんが不自然なタイミングで何度もやるカラスの物真似も、ケガレがたまにやるとなー・・んか気になるというか。なんというか・・・。
もう・・・・なんか、、、イメージ？でしょうね。
その感じは最後まで拭えなかったです。

また思い出したり、思ったりしたら追記という形でやっていこうと思います。