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刹那と永遠 - Moment and eternity -

・悲しい夢。




2002年W杯・横浜国際競技場。



W杯ピッチ
ゴール前の攻防
城彰二が抜け出して
オーバーヘッド気味の見事なゴールを決めた

歓びが爆発した瞬間
目が覚めた

こんな夢をみたのは多分
昨晩の「フライダディフライ」のスンシンの鷹の舞をみて

「松井大輔の鷹の舞がドイツで見たかった」

刹那、まっつん落選のことを思い出したのと

巻誠一郎が11番をつけると聞いて

カズ落選のショックが大きくて
11番をもらったのに付けることが出来なかった八年前の城彰二を思い出したからだ

願望が結晶となって何度となくみた夢を

四年以上経ってもなお見てしまう
傷の根深さに驚いた

夢のなかのショウちゃんは
なぜかバリャドの紫のユニを着ていた(笑)

彼がいちばん
輝いていたあの日

スペインリーグ日本人初2得点を決めて
鷹のように舞いバク宙して歓びを表現し
感謝に天を仰いだあの日

最高の笑顔を見せてくれた
春のようにうららかなあの日の姿であらわれた

わたしの描き得ることのできる
彼のもっとも幸せな絵をいまだに無意識の中で描いている
自分が悲しかった

この傷は癒えなくてもいい
傷と一緒に
きみが目の前で見せてくれた奇跡が思い出せるから

真夏のように暑かった秋の日のスタジアム

同点ゴールしたとたんに
サポーター席
つまりこちらに向かって一目散に走って来て
コーナーで天を仰いだきみ

きみのスペイン、そしてW杯への遥かなる祈りの道が始まったのは
実はここからなのかもしれない

最後まで決して諦めなかった気持ちが生んだ
あの日のきみのゴールと

「絶対に諦めたくなかったから」と涙目で語ったきみのせいで

あれ以来すっかり諦めが悪くなっちゃって
悲しい夢もみるけれど

いまでもあたしは
きみを諦めてはいないよ

城彰二。





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