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刹那と永遠 - Moment and eternity -

刹那と永遠 - Moment and eternity -

・2004-2005京都(1)

<青春18切符で行く、雪の京都の旅2004-2005 (1)>


◎一日目 12/31(金) 雨→雪のち曇り

東海道本線 
磐田 → 豊橋(乗り換え)→ 米原(乗り換え) →京都

大晦日。
冷たい雨の中、東海道本線で一路京都へ。
名古屋に到着した頃から雨は雪に代わり、関が原では窓の外はゲレンデ状態の大雪!!
以前、雪のため電車が故障し電車が遅れ、大変な目にあったことがあるので、hakapyonは終始ドキドキ。
それでもなんとか無事に京都駅着。

なじみ深い京都駅に降りたち、お約束の如く「また来ちゃったよ・・・」と感慨に浸る。
2004年6回目の来京である。

雪こそ降っていなかったが・・・寒い!
寒い寒い寒い~~!!
こんなに寒い京都の大晦日は初めてだ。

ホテルに入る前に近鉄プラッツを覗き、地下で食料品を買い込む。
もっちろん551蓬莱の豚まんも購入。毎年恒例の「年越し豚まん」である。

今年はいつもの三条のホテルを離れ、五条の「スーパーホテル」を宿とした。
フロントの横にATMのような機械があって、先に料金を払うシステムだ。
パジャマもフロントの前に山積みになっておいてある。面白い。
ロビーにインターネットがあったので早速自分のHPに2004年最後のカキコ。

部屋で夕飯を食べながら「レコード大賞」と「NHK紅白歌合戦」を見る。
「レコード大賞」でのマツケンの豪華絢爛はじけっぷりが印象に残った。
白塗りのチョンまげ姿にキンキラの衣装。セットも豪華!腰元ダンサーズも圧巻!
そして腰の切れが抜群にイイ、ダンサブルな将軍様!最高!すごいインパクト!

この後、将軍様は紅白もご出場なんだよねえ。一日2ステージですか。
お疲れ様です、殿。

ミスチルが登場した。
きっと彼らは今回は大賞をもらうために出場したのだ。そうに違いない。

そのうち紅白が始まった。
hakapyonはとにかくマツケンサンバが見たくて見たくてひたすらマツケン待ち。
旦那は平原綾香待ち。
そのうち旦那が痺れを切らして飲み物を買いに部屋を出て行った。
すると、なんと旦那の居ぬ間に平原綾香@ジュピターの登場だ!
な、なんという間の悪さ・・・狙ってできることではない(^^;

やっとこさっとこマツケンサンバーーーー!!オレ!(以下略
さあ、殿も終了したことだし、除夜の鐘を打ちに行くか!と腰を上げるhakapyon夫妻。

(ちなみに数年前の大晦日も、同じように中島みゆきが唄い終わった途端に出かけたのだが、
皆考えていることは同じなようで、ホテルからわらわらと人が出てきていたのには笑った^^;)

しかし・・・なんという寒さ!!!
雪舞ってるし!!

でもこの分だと明日は雪が積もるはず。
そして念願の雪の竜安寺の石庭が拝めるはず。ムフフ。

凍えそうになりながらも新京極通りまで辿り着く。
この通りにある「谷田寺」で除夜の鐘を付くのが毎年恒例行事なのだ。
昨年は知恩院の巨大鐘の前まで行って、大勢の僧が鐘を打つ姿を見たのだが
今年は寒くて寒くて知恩院まで行く元気はなかった^^;

新京極・・・そのいわれは「京の端」である・・・うんぬんかんぬんと通りの入り口に看板に書かれている。
ふうん。京極夏彦さんが「境界」にこだわる理由がなんとなくわかった。
そして貴方と彼方の境界に立つ黒衣の男が「京極堂」でなければならない訳もわかった。

そんなことを考えながら、谷田寺に向かって通りを中ほどまで歩くと
なななんと「京極堂」と書いた看板が!!
うへえ、古本屋かよ!黒衣の店主かよ!とhakapyon大コーフン。
が、良く見ると店頭に「そば200円」と書かれた看板が。
どうやらこの「京極堂」はそば屋さんらしい。
中にいた店主が黒衣の仏頂面の男だったかどうかは確認できなかった。

矢田寺で鐘の順番待ちをしている間に新年を迎えた。
「あけましておめでとうございます」

凍えるような寒さの中、鐘をごーーーんと付く。
甘酒とお守り(のようなもの)を頂いた。

2005年初めて口に入るのは、この甘酒である(昨年もそうだった・・・)

底冷えのする寒空のした(雪も降ってる)飲む甘酒の美味しいこと。
冷え切った体が少し温まった。

この後も寒さにメゲズ、蛸薬師堂の蛸の銅像を撫でまわし、鐘を付き、錦天満宮の牛の銅像を撫でまわし(牛は天神様のお使いです)、まわすとお経をあげるのと同じようなご利益があるという、梵字でお経が書かれた(らしい)棒をぐるぐる廻し・・・ご利益がありそうなありとあらゆるモノにトライしてきた。

横で旦那があきれていた。

こうしてhakapyonの輝かしき2005年は幕を開けた。


(二日目に続く)


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