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刹那と永遠 - Moment and eternity -

・2005北京(4)






<食う観る遊ぶ・北京(BEIJING)の旅(4日目)>


北京上空
☆北京→名古屋上空。蒼天と雲の海。(飛行機より撮影)


北京4日目。最終日。相変わらず白い晴天の空。

Cさんのガイドも今日で最後。
昨晩は遅くまで遊んでいたというのに・・・Cさんは今日も元気^0^!
さすが22歳・・・若い・・・^^;

この日の北京は暖かかく感じられた(といっても静岡に比べたらかなり寒い)
寒さに慣れた所為もあるかもしれない。
食事や気候など、環境になれてきた頃に帰国である。寂しい。

北京市街にある「天壇公園」(てんたんこうえん)へ向かう。
皇帝が天に五穀豊穣を祈る祭殿のある公園である。

中国の公園や建物のスケールの大きさには十分なれたつもりだったが・・・
この公園のただっ広さは想像をはるかに超えていた・・・


天壇6
☆先にある建築物がかすんで見えるほど。


皇帝が豊年を祈った「祈年殿」(きねんでん)。
クギを一本も使わずに作られている。
建物の丸みを帯びたフォルムと、瑠璃瓦の青が美しい。
天に向かって祈る施設なので、空をイメージしたものだろう。


天壇3
☆ただいま改装工事中。


天壇5
☆絶妙な配色!


歩きに歩いて「圜丘壇」(かんきゅうだん)に辿り着く。

冬至の日にここで皇帝は天に祈りを捧げた。
天上の無い、丸い「青空祭壇」である。

丸い敷地内の敷石や階段は、中国では吉数とされる「9」とその倍数「天数」の法則に元づいて作られている。
この丘壇の中心で声を発するとよく響くのだそうだ。
天子が朗々と空に向かってここで祈りを捧げる姿は、さぞや神々しいものであろう。
舞台演出効果バツグンである。


天壇4
☆「9」の式に則られた、宇宙への入り口??


天壇2
☆何気なくここにも龍が!

圜丘壇の北側には、「皇穹宇」(こうきゅうう)と呼ばれる回廊がある。
こちらも読んで字の如し、天空をイメージした円形をなしている。
壁に向かって声を発するとその声は壁を伝って遠くに居る人の耳まで届くらしいのだが(いわゆる糸電話ならぬ「壁電話」)
現在は壁の保存のため塀がおかれ、試してみることができなかった。


天壇6
☆お~い!聴こえるかあ~!


あまりに敷地が広大で、公園ひとつを見るだけであっという間に半日が過ぎてしまった。
午後の便での出発なので、お昼にはホテルに戻らなければならない。

Cさんは北京のシューマッハか!ってくらいの超スピードで市内を駆け抜け(生きた心地がしなかった・・・)
ホテルでの集合時間に間に合わせてくれた。

何故か初対面のガイドのおじさんに、「二人をよろしくお願いします!」と名刺交換ならぬジュースを手渡していた。
これはCさんの得意技である。車にはジュースがダンボールごと積んであり、お世話になった人には「もってけもってけ~」と気前良く配るのであった。(hakapyonも旅行中にこのジュースを何本いただいたことか!)この技が効いたのか、ガイドさんとCさんはいつのまにか意気投合して仲良く会話していた。

そしてhakapyonのリュックを空けて「ちょっと荷物になっちゃうけど・・・飛行機の中で飲んでね~♪」と何本かジュースを押し込めた。
そのやさしさにhakapyonは泣きそうになってしまった。


Cさんの愛車
☆4日間お世話になった、Cさんの愛車の前で記念撮影。


「必ずまた来るよ!」と再会を誓い合ってCさんと別れた。
別れた後、hakapyonはバスの中でずっと泣きっぱなしだった。
こんなの、初めてだ。
(たぶん、旦那もほろりとしていたと思う)

CさんもWちゃんも・・・右も左もわからぬhakapyonたちに、本当によくしてくれた。
いくらお礼を言っても足りない。でも言わせて。ありがとう。

バスは北京オリンピックに向けて、開発の波著しい北京市街を駆け抜けていく。

広い空。広大な土地。今もなおリアルに息づく風水。
パワフルで情けが深く、底無しに温かい人々。
「食と酒は中国の文化です」と言い切る、熟成された悠久の歴史と文明。

この街は「強い」。パワーが漲っている・・・なんとなくそう思った。

バスは空港に向かう高速に乗った。
涙で滲んだ北京の白い空に、別れを告げた。


北京空港
☆さよなら北京!再見!!




                        (完)


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