・2006韓国
※今年の正月に訪れた韓国の旅行記をやっとこさ書き上げました。
二度目につき有名な観光地などはほとんど訪れていませんがご了承ください。
●一日目(2006年 1月2日)
セントレアから一時間半あまり、ベージュの内装がオシャレなアシアナ航空旅客機にて
あっというまに二度目の韓国・仁川空港。
お気に入りのツイードのロングコートを華麗に翻し引きずりながら極寒のソウル上陸。
ホテルにチェックイン後、まずは昼食腹ごしらえ!とダンナと一緒に明洞を散策。
街角にほかほか湯気が立ち上ってたくさんの人でごったがえしているいいカンジの食堂発見。
さっそく入ってみると・・・中は巨大饅頭の巣窟???
店内のスペースや食品だなには蒸す前の饅頭やら餃子やらが所狭しと並べられ、まさに「饅頭タワー」である。
さっそく韓国風うどんとこの巨大饅頭を注文。うどん300円、饅頭はこの大きさで100円。安っ。
◆「江戸清」の肉まん二個分はあるこのボリューム。おったまげ~
◆韓国式おうどん。フォーに似たあっさり味。
まんじゅーを割ってみるとなかはずっしりたっぷりのほかほかあんこ。
美味しいっ!!
「美味しいね~^^」「この店ヒットだね~^^」とhaka夫妻が日本語できゃぴキャピしていると、
haka夫妻の横にいたこの街角大衆食堂にはふさわしくないスーツに山高帽姿のダンディな身なりをしたおじいさんが
インスタントラーメン(←韓国の定番メニュー)を食べながらこちらをじいっとみているのに気づく。
日本語が懐かしかったのだろうか・・・それとも饅頭に見とれていたのであろうか・・・
と思ったら!!
このおじーさんの机にも巨大饅頭が湯気を立ててはこばれてきたではないですかあああ
じいさん、まんじゅうを見るとれはそれはうれしそうな顔をして
なんといきなり
饅頭を手でもみ始めました
至福の笑顔でほかほか饅頭をもみもみ・・・(じいさんカワイイ^^)
そして饅頭をぱかっと割っておいしそうに食べ始めました。
店内をよく見るととほんどのひとがこの饅頭をたべております。
どうやらこの巨大饅頭がこの食堂の名物メニューのようでした。
その後は明洞やソウル市内をそぞろ歩き
気温はマイナス一度。寒い・・・
年が明けたというのにソウルの街は依然「クリスマスモード」
街にはネオンが光り、クリスマスツリーが飾ってあります。
スケートリンクが開設された市庁前広場には美しいルミナリエが展示されていました。
◆青のイルミネーションが綺麗でした。
気がつきゃもう夜、夕食の時間(また食べるんですね・・・)
またしてもインスピレーションで街中の大衆食堂に飛び込むが
この店もヒット!!安くて美味しい夕食でした^^
◆カムジャタン(韓国風ナベ)が美味しかった。カラダあったまります。
●二日目(1月3日)
この日は遠出。電車とバスとタクシーを乗り継いで映画「JSA」を撮影した郊外のフィルムセンターへ。
ダンナは1年間ならった韓国語の成果かタクシーの兄ちゃんとハングルでぺらぺら喋ってる。すげー。料金の交渉もお手の物。現地語を喋れる人が一緒だと心強い。
◆かの名作「JSA」撮影現場。そのまま保存されています。
他にも広い構内には
昔の韓国の町並みが再現されたオープンセットや、映画「チューブ」を撮影した車両などが
屋外にされていました。
フィルムセンター内には韓国映画に関する資料がたくさん展示してありました。
その中にはなんとべネチア映画祭受賞「羅生門」(黒澤明)のいとしのミッフィー(三船敏郎@タジョーマル)の上半身ハダカのお姿が!!
さすが世界(に尻をさらした)のミフネ様!!
異国の血でミッフィーの勇姿に逢えるとは~!!感激!!
話はそれますが、「羅生門」はミッフィーもイイが京マチ子と森雅之はさらにイイ!ふたりともすげー色っぽい。「浮雲」のやさぐれ雅之も好きだ。昭和の男ってイマドキの男に比べて男くさくて渋くて素敵。
市内に戻ってきてまたまた昨日訪れた巨大饅頭食堂へ。
店内は今日も込んでいる。しかし客より店内に並べられている饅頭のほうがはるかに数が多い。「饅頭タワー」は健在であります。
チゲやギョーザを食べる。やっぱり美味しい。
店内を見るとTVで取り上げられたときの写真がどかーんと貼ってある。
このメディア露出度からすると・・・ココは実はかなり有名なお店だったようです。
◆超メジャー!街角巨大あんまん店。
◆ギョーザもあるでよ~(赤いのはキムチギョーザです)
オナカが温まった後は映画鑑賞。
ただいま話題沸騰中のチャン・ドンゴン主演「台風(テップン)」を日本より一足お先に鑑賞。
映画館はチョー満員。この作品はかなり客の入りが良いらしい。期待、期待。
ストーリーは単純で、韓国語の素養のないhakaでもなんとなくわかる。
しかし・・・ドンパチドンパチ
マシンガンやら爆発音やら叫びやら・・・うるさい映画だな
いい話なんだけどさ・・・
ストーリーよりもその映画の五月蝿さ、しつこさに参ったわ
チャンドンゴンも頑張ってるのはわかるけど、あそこまでずうっとうるさくしつこく闘ってると・・・気分的になんか引いちゃう(笑)
ドンゴン兄は前回の「ブラザーフット」もドンパチうるさかったんだよなあ・・・
画面も揺れるしさ・・・
チャンドンゴン=ドンパチうるさい超大作映画(※要注意)の構図が
hakaの脳内で完成されつつありますな
ちゅーことで鑑賞後のhakaとダンナの意見は「五月蝿い!しつこい!やりすぎ!!」で一致したのだが
きっとこのくらいしつこいほうが韓国の皆さんのココロを打つのでしょうね。
日本人と韓国人は感性が違うよ、やっぱり
映画の後はソウル駅を見学し
駐屯先から正月帰省した兵隊さんらでごったがえすコンコースを眺め
◆ソウル駅。
hakaがすっかりクオン・サンウにはまってしまった韓国ドラマ「天国の階段」で登場したカフェでお茶し、ショッピングセンターで土産を買い込んで一旦ホテルに戻りまして
◆このカフェにピンときたら「韓流ドラマ」通!!
さらにお風呂セットを持って出直して
ソウル市内のスーパー銭湯(のようなもの)に行きました
ここでhakaは「韓国式垢すり」初体験!
スーパー銭湯(←ここも激コミ)の片隅に設置された垢すり台に
マナ板の鯉のように転がされ
全裸でおばちゃんによる垢すり開始
こんなところからあんなところまで
例の緑の垢すりタオルでこすられまくりのhaka(はははずかしい・・・)
偶然、よこで垢をすってもらっていたのが日本人
大阪のおばちゃんで
韓国には何度もきている韓国通のベテランさんでした。
「ここの店は穴場なんだよ。よく知ってたねえ」(←確かに他に日本人なんていやしない)
「ダンナがガイドブックで調べて来たんです」
そんな会話を垢すり台の上で全裸でかわすhakaとおばちゃん
そのうち垢すりおばちゃんによるフェイスマッサージがはじまったのですが
これがもう高速回転
通常なら30分くらいかけてやるツボ押しやほっぺたぷるるんマッサージが
5分たらずで終了
はええええええええ
おまけに「牛乳パック」と称して
市販の牛乳パックそのまんま状態でhakaに牛乳をかけてくれるし
(あたしゃコーンフレークかよ)
やはり韓国、恐るべし
お風呂に垢すりの後は
サウナルームで塩サウナ&オンドル体験
汗がたらたら出てきて気持ちイイ~
ぽかぽかに温まった体で
銭湯を後にし、ふたたび極寒のソウルの夜の街を抜け
◆夜の南大門(か東大門?)
昨日訪れた明洞の食堂へ
ここの食堂の特選メニューである「ポッサム」(ゆで豚でいろんなものをまいて食べる韓国料理)を注文。
これもまたえれえ美味い!!
今回の旅はショクに関してはハズレ無し!!ヒット連発!!
◆ここのポッサムははんぱじゃなく美味しかった。
食堂のおばちゃんとおにーさんは
昨日も訪れたhaka夫妻を覚えていた模様
そこへダンナが韓国語で話しかけたものだから
話の輪が広がって
日本語を教えてくれとせがまれて
なぜか店内でhaka夫妻講師による「ミニ日本語教室」が始まってしまいました(笑)
店内のTVからはNHKBSで放映している
「平原綾香コンサート」の模様が流れていました。
「あなたに」「なごり雪」・・・韓国で聴く日本の歌に涙、涙のhaka
早いものでもう明日は帰国。
●三日目(1月4日)
極寒のソウルの街をかけぬけた二泊三日韓国B級グルメの旅
最後のB級グルメな朝食はホテル近くのお粥やさんのお粥
いままでの昼食が200円300円だったのに比べてこの朝食は
700円くらいしたからB級にしては結構なお値段
そしてやっぱり美味しい~
今回の旅は口に入れるものすべてが美味しゅうございました^^
◆寒い朝にはコレがいちばん!!お粥です。
午前中にはホテルを出発
空港までは日本に留学経験がある日本語が達者なガイド・Kさんと
車内でずううっと日本の芸能ネタで盛り上がりました!!
「「台風」は韓国では大人気なんです」←やっぱりね(^^;
「韓国でいちばん有名な日本の芸能人はキムタクです」←おお、北京と一緒!世界のキムタク!
「SMAPは人気ありますよ。チョナンカンも面白いですね。わたし日本語の勉強のためスマスマ毎週見ています」←ミーハーだなこのヒト(^^気が合うじゃん!!
「演劇や映画が好きで日本ではよく観ていました」「踊る大捜査線2」は面白く無かったですねえ~」←ますます気が合うじゃん!!
結局、Kさんとはアドレス交換もしていまでもメル友
さらに驚いたのは(後で知ったことだが)堤真一さんファンでもありました
ますますもって気があいます♪
韓国では「着信アリ」も上映されていたし(←hakaも観たし)・・・
「世界の堤真一」も夢じゃないね♪
(Kさん、「FDF」韓国リメイク版「フライダディ」は観たのかな・・・)
※ おまけ ※
空港での空き時間にボケーっとアシアナ航空の飛行機を眺めていたら
待機中のパイロットさんが窓から身を乗り出して窓を拭き始めました(笑)
最初は片側からひとりだったけど
この後、もうひとり登場して両方から窓を拭きだして
人間ワイパー状態でした(^^
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