・永遠のひと

※日記「なごり雪」のお返事です。

永遠のひと

K.S.あかりさん

なごり雪
そのひとひら　ひとひら　ひとひら
　　　　　　　　　魔法のベル　が　鳴る

きみの声
きみの横顔
きみの孤愁をたたえた瞳
はにかんだ笑み　～笑った沢渡徹さん始めてだね～　
きみの寝顔　　少年の香りがする

きみの最後の呼吸とともに　あふれた涙

ひとひら　ひとひら　染み入り　
　　　　　　　　　　　永久のこころの泉になった

沢渡　徹　　　永遠のひと　　　　

＊

＜返歌＞　再会。

hakapyon

なごりの雪の

そのひとひら　ひとひら　ひとひらが

桜のあめにかわる春

きみとふたたび
出会えた「春」

天使がきみとの約束を守って
創り続けた

そらを飛ぶ二羽の鳥の

白くて強いおおきな翼が

一緒に飛ぼう、って

きみにささやいている

とびっきりの笑顔で

天使が
きみに笑いかけたときから

もう聴こえていたはずだよ

天使の鳴らす

「魔法のベル」

ポイ捨てタバコ

ブラックコーヒー

せいたかのっぽのキリンさん

折れた翼

キャンディのおうち

赤くライトアップされた
東京タワー

なごり雪

桜吹雪

「春」

愛に形がないように

形をなくしたことにより
きみは

形をかえて
すべてに宿る

愛とともに

永遠に。