イベントが終って気が抜けた所為でしょうか・・・
風邪を引いてしまいました!!(><)
週末には東京行きが控えているというのにいい!
この日はオレンジ色のセーターを着ようかと思っていたのですが、どうしても受け付けられず、気が付くと黒いセーターを着ていました。
体調が悪い時に「黒」なんて・・・あまりよくないんですけどね。
(体調不良には「紫」がいいらしいです。昔、病気の時お殿様が頭にしていたはちまき、あれも紫ですよね)
こーゆー時に明るい元気な色は・・・・ちょっと、ね。
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「三丁目の夕日」をたち読みしました。
(映画化が決定してから、よく読んでいます)
これ、毎回毎回泣けちゃって、たち読みするのに困るのよ(←なら買え!!)
今回もいいお話だった・・・
泣けるなあ・・・
しもやけ、あかぎれ、石油ストーブのにおい・・・
今より寒かった冬・・・そういえば昔はよく水溜りにもよく氷が張っていたなあ。
幼少の頃を思い出し、懐かしさに胸がいっぱいになります。
しかし、この「三丁目~」の鈴木オートのおじさんを堤真一さんが演じる、と知った時には、ナイスキャスティング!と小躍りしたものです。
だって、西岸良平さんの描くキャラと堤さんって、眼がそっくりなんだもん。ずどーんと横に水平に長い眼。
同じく西岸さんの作品「鎌倉ものがたり」の世界にも憧れます。
日本家屋に住む着流しの似合う作家の夫・・・
若くてカワイイ妻・・・
ええなあ~^^
鎌倉が舞台の作品はいいね~
「ラバーズ・キス」とか大好き。
鎌倉という土地が持つ、光と影の濃さが作品に反映されるのでしょうか。海があって山があって森があって歴史があって・・・
昼間でも日が射さない切通しや、じめじめしたやぐらの傍にたつと、都会では失われてしまった得体の知れない「怖さ」を感じます。「闇」というものがいまだに存在しているところだと思います。
うっそうと緑に覆われた切通しの向こうに、落ち武者が佇んでいても、まったく違和感のない場所。それが鎌倉。
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久しぶりに図書館に行きました。
まずはリパッティのバッハ・リスト・バルトークのピアノ協奏曲が入ったCDを借りました。
それから、京極堂シリーズの続きを借りようかと思ったら・・・
「京極夏彦」の棚だけ、がら~~んと空いています!!
まったく本が無いのです!!
なんということでしょう・・・
映画化を前にみんないっせいに読み始めたのでしょうか???
司馬遼太郎の本を探して「し」の棚の本を眺めていると、淡い青色の素敵な装丁の本に眼が止まりました。タイトルは「群青の湖(ぐんじょうのうみ)」。作者は芝木好子さんという方です。群青、という色名を使ったタイトルにさらに惹かれ、手にとってぱらぱらと眺めました。
ジャケットを見てレコードを買う「ジャケ買い」という言葉がありますよね。(CDになった今でもあるのかしら)それと同じで、hakapyonはよく本の装丁とタイトルを見てインスピレーションで本を借りることをします。(これを自身では「装丁借り」と呼んでいます)
裏表紙を見て見ると・・・
眼にも止まるはず、装丁はhakapyonの好きな「志村ふくみ」さんの織物を使ったものだということがわかりました。
おまけに「群青」「はなだいろ」「浅黄色」など、たおやかな和名の色名がたくさん登場しています。
極めつけは主人公の娘の名前が「櫻子」(さくらこ)!!
「さくらこか、なでしこか」という文章まである始末。
これも何かの縁、読むしかないでしょう・・・と思い、早速「装丁借り」いたしました。
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