刹那と永遠 - Moment and eternity -

2005/08/03(水)11:13

「アンジェリーク」&「キン肉マン」の夕べ。

本を読む女(97)

幼馴染のYちゃんと 新しくアスティ静岡(静岡駅)にオープンした スープストックトーキョーのスープを飲みながら 他愛も無い話をする Yちゃんは「7種の野菜スープ」とかなんとか hakapyonは「オマール海老と渡り蟹のスープ」 Yちゃんの妹・Kちゃんから借りてきた漫画 「アンジェリーク」(木原敏江・著)第3巻を Yちゃんから受け取る (Kちゃん、ありがとう^^) ちなみに「アンジェリーク」は 17世紀後期フランス 太陽王・ルイ14世の時代の物語 思わず漫画に 色を塗りたくなる@Yちゃん ような 豪華なドレスに フリルビラビラ 宝石じゃらじゃら 縦ロールのきらびやかな世界 ちらっとページをめくってみたが ふきだしが尖っていたり キャラが泣いたり 怒ったり 「激しい」コマの多いこと(笑 ますます怒涛の展開の予感 ここで Yちゃんと 「アンジェリークを取り巻く男たち」 お気に入りキャラについて討論 Yちゃん・Kちゃん姉妹は 宮廷のお人形さんのような 繊細な美しさと怜悧な瞳を持つ うるわしのお兄様が好みのようだ hakapyonは いいとこのボンでありながら 宮廷に反発する 黒髪でいきいきとしたワイルド系の兄ちゃんの 運命を自分で切り開いていくところに 惹かれる * Yちゃんとhakapyonの 漫画トークは さらに続く これまた Kちゃんの漫画セレクションのひとつ 「キン肉マン」の話題 しかし Kちゃんの 漫画蔵書はすざましいものがあるなあ 超!少女漫画 「アンジェリーク」から 少年漫画「キン肉マン」まで ジャンルを問わず いっそ 漫画喫茶でも開いたら どうだろう(^^; ・・・そうそう 「キン肉マン」 Yちゃんが 「キン肉マン」のロビンマスクの名場面を 真面目な顔で語ってくれるのだ Y「ロビンが半漁人みたいな超人と戦ってさあ~ 半漁人は水の中の闘いが得意だから ロビンを水中に誘うのよ~ で、水上にロビンの顔がぷかーっと浮かんできたから 《お!ロビンが勝った!》と皆が思うじゃない ところが実はそれは半漁人がはがしたロビンのマスクだった訳よ!!」 そう、ロビンは 半漁人に負けて マスクを剥がされてしまったのだ・・・(涙 Yちゃんの話を聞いて hakapyon 昔、弟の漫画を引ったくって読んだその場面を 鮮やかに思い出しましたよ ちゃんと覚えていた、ということは やはり名場面として 記憶にインプットされていたんだなあ・・・ さらにYちゃん曰く Y「ロビン、一見ベテランだけど実はまだ27歳なんだよ^^」 h「おお、渋い27歳だねえ・・・あの頃はテリーかラーメンびいきだったけど、 今読んだらロビンに転びそうだよhakapyonは^0^」 Y「テリー好きだったの?ミーハーだね^^」 h「…何故にテリーだとミーハーなのさ^^;」 Y「一般的じゃん^^」 …そうなのか??(^^; Y「正義超人同士の会話がまた可笑しいのよ。 《今度逢う時は、地獄でな!あっはっはっは^▽^》とか 超キザな台詞を言って爽やかに笑いあっちゃってるのよ~!!」 おおっ 「地獄でな!」 カッコイイじゃん * 早速 「アンジェリーク」を 電車の中で読む 「直接話法」って表現が数箇所あって なんか面白かったなあ フランス・宮廷貴族の物語に 「直接話法」 この言葉 きらっと光って ツボでした (たぶんきっと 木原さんの得意とするボキャブラだ) 木原さんの描くキャラクター 唇をかみ締めている 表情が印象的 少女漫画の王道を行く 繊細で優雅な絵と 詩情 プラス インテリジェンスを 感じさせる 木原さんの世界 物語は 「マリーベル」(上原きみこ) を彷彿させる展開 宮廷を離れ 涙アリ 別れありの ハッピーエンドで、幕

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