長年、アメリカを描いていらした
成田さんは
最近、原点に戻ったらしい
成田さんの故郷・青森を舞台にした
「ナチュラル」という作品を経て
今は「花よりも花の如く」という
能の漫画を書かかれている
普段、あまり観ることのできない
能の舞台裏を
綿密な取材に基づいた解釈と画力で
淡々と、でも面白おかしく
描いている
さらに演目についての
役の解釈がとても細やか
役者が役をいかに大切に思っているかが
よくわかって、微笑ましい^^
3才の頃からあたりまえのように
能の世界の中で生き
能の舞台を踏み
能の役を演じる主人公
能に向かう、疑いの無い
まっすぐさが気持ちいい
そして
hakapyonが気に入っているのは
留めては置けない「芸能」に
人生をかけて挑んでいる主人公が
いたって「普通」の青年で
なおかつ
結構、クールなところだ
そして今、気付いたが
サイファと同じく
主人公が「役者」なのが面白い
成田さんが好きな「生命力」
確かに舞台の上の役者からは
生命力が漲っている
「人間って、すごい!」
と圧倒される
そんな瞬間を描いていきたい、と
成田さんはおっしゃっていた
hakapyonが
成田さんの作品が好きな理由が
わかったような気がした
*
ちなみに今月の
「花よりも花の如く」の
サブタイトルは
「天気晴朗なれども波高し」であった(笑
・・・司馬遼かよ!!(^^;
ちょうど今、読んでるとこだよ!!
「坂の上の雲」日本海決戦!!
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