この後につづく科白が
わかったあなたは
堤真一通!
てなわけで
「ラガーなら、続けられる。キリンラガービール」
のCMを見ています
ユーミンの
「無限の中の一度」(タイトルがこのブログに似てますね)
がバックに流れる
1992年製作のこのCM
放映当時から
お気に入りの一本でした
高橋リナさん扮する女性カメラマンと
堤真一さん扮する芸術家(彫刻家?)
ふたりの恋と
芸術家としての飛躍が
ドラマ仕立てで進行して行きます
猫のようにしなやかでなおかつシャープな
高橋リナさんの格好よさと
若かりし青年堤くんの爽やかさ
夢を追い求めるふたりの
瞳の輝きの強さが
印象に残っていました
特に堤真一さんについては
なんとまあ綺麗な顔をした青年なのだと思っていました
流行ではない、王道の(この頃からすでに漂っていました)
格好良さがあるひとだと感じていました
でも線の細さが目だっていて
なんとなく儚げにも見えていました
また、このCMには「白」のイメージがあったのですが
今見返して見ると
それほど白が使われているわけではありません
堤青年の作り上げた
白いオブジェと
リナさんの雨に濡れた白いドレスと
堤青年の純粋さと清潔感が
「白」の印象を
強めていたのかも知れません
恋人の成功
それによる環境の変化に揺れ動きながらも
黙々と走り続けた青年は
彼女が華やかな世界で持てはやされ
彼から離れている間に
ちゃんと作品を作り上げていました
作品の横で眠る堤青年の
安らかな寝顔を見て
わたしの好きな堤真一の個性
「まっすぐな強さ」を
ここでも感じました
そしてこれは
いまになって気付いたことなのですが
このCMが放映された頃に
好きだったひとと
このCMの堤青年が
そっくりだったのです
特に、大きな切れ長の綺麗な瞳と
シワっぽい笑顔
いまでも好きな
そのひとのことを思いだし
泣きそうになってしまいました
涙目で画面を眺めていたら
隅田川の岸辺で
堤青年が
綺麗なバク転を決めて
ナレーションでこう言いました
「好きになる、エネルギー」
確かに
朴訥で純粋で
シワっぽい笑顔の彼がくれた
「恋ノチカラ」が
当時のわたしのすべてでした
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