テレビ雑誌をみていたら
ただいま収録の秋ドラマ「セーラー服と機関銃」の記事が
載っていました
めがねっ子星泉@まさみちゃんとともに
白いシャツ姿の若頭@堤真一さまのお姿が!!
エキストラに参加なさった
さくらさくさんがご覧になったのは
どうやらこの場面のようでありんす
さらに個人的に感慨深いのはこのドラマの舞台が
「浅草」であるということ
隅田川を上り下りする「水上バス」が大好きで(橋をくぐるのが特にオモロイ!)
若いころ、出張の空き時間などに
よく水上バスに乗って浅草に遊びに行ったものです・・・ひとりで(笑)
当時hakapyonは友人たちと
「写真部」っちゅーのを結成しておりまして
写真を撮ることにはまっておりました
一眼レフとかそういうカッコイイ種のものではございません
愛機は「写るンです」です(笑)
道路に寝転んで猫の目線で猫を撮ったり(←今思うとアホ(^^;)
駅のホームのアスファルトの割れ目から懸命に顔を出す
名もなき花(いやきっと本当は名前がある、hakapyonが知らないだけだ)を撮ったり
大空に広がる夕焼けを撮ったりして遊んでおりました
ちなみに
自分でもわかるくらいにヘタです
ヘタの横好きです
全体的に被写体が遠いのです
がぶりより度が足りません
いったい何を撮りたいのかがよくわからないボケーっとした写真ばかりです
「もっと被写体に近寄れ!」とキャパに叱られそうです(笑)
この「被写体に遠い」はその当時の
自分の世界を見る目線
ハラを割って他人と話すことがあまりなかった自分の性質
人とのコミュニケーションの距離の反映だよなあと勝手に思い込んでおります
(今のぶっちゃけモードはその反動なのだろうか???)
それからこの傾向はいまでも続いておりますが
ナナメ角度からの写真がひじょ~~に多い!!
被写体に向かって正面からまっすぐに撮っている写真なんぞほとんど無!!
ついこの間
台湾に行ったとき初めて意識したのですが
観光写真を撮る、被写体の全体像をきっちり捕らえるなんて考えはあまりなく
絵画を描く感覚でシャッターを押している自分に気づきました
ただ「面白い構図はないか?」「ここはこっちから撮ったほうがヘンで面白いなあ」と
ユニークさばかりを追求してしまうのでありんす
(嗚呼、悲しき「タイプ7」のサガ…)
だから後で見てみると「ここはいったいどこ?」って写真が多いのです
人とは違う角度から迫る、奥行きのある構図(ナナメだと奥行き出るでしょ?)
そういう絵に惹かれるんですよね
*
話がそれました
浅草ですね、浅草
浅草はとてもフォトジェニックな街でありんす
なんちゃって写真部魂が爆発するような
ままじかよ!?的な天然オブジェの宝庫でありんす
浅草寺、門にぶら下がる巨大ちょうちん、仲見世、人力車
そんなあたりまえのモノはなんちゃって写真部の目には留まりません
なんちゃ(略)の心惹かれる被写体は
浅草六区方面に多く見られまする
たとえば
いまどきめずらしいモノシリーズ
つぶれたような定職屋のショーケースに飾ってある
フォークが浮いた格好でスパゲティが巻きついている食品サンプル
たとえば
頭におびただしい数の鳥が止まっている銅像のトホホな横顔
「おいでませ浅草」風の着物姿の看板から顔だけ出しているバカップル(←かわいい!)
配色センスゼロの花やしきの風景
ああん
この場末感
たまりませんよおおお、浅草
なかでもいちばん衝撃的だった
天然浅草オブジェとは
パチンコ屋の前に並んでいた
ぼろぼろの放置自転車のかごの中で
ドライフラワーと化していた花束(リボンつき)
なんかすげえドラマ感じましたよ・・・・
華やかだった時代、名残惜しく
ど派手でありながら寂れ加減でどこかほの哀しく
安っぽい
幻想のニッポンを演じ続ける町
それゆえに発展もなく時は止まり
どこへもいけない(いかない?)哀愁漂う
見世物小屋のような町・浅草
その風景の中に
やはりどこへもいけない場末のコンビ
めがね少女とやくざの若頭
はまるぞ、コレ
焼きたてせんべいの香ばしい醤油のにおい
場外馬券売場周辺の殺伐とした雰囲気
ヨシカミのハヤシライス(懐かしい・・・)
浅草フランス座
軒先を走る花やしきのスリル満点木製ジェットコースター(ギシギシいいます(^^;)
夏になると隅田川から漂ってくるどぶのようなにおい
対岸に輝く金色のウ○コ
…浅草行きてええ~(←結論)