青山劇場で観て来ました。
※ 以下、ネタバレにつき注意 ※
よかったわ~
役柄がテンポよく切り替わる
芸達者たちの華麗なるパス交換がお見事!
ショートパスをリズミカルにぱんぱん繋ぐ
ガンバの中盤を見ているようでした
上手い人ばかりだから
安心して見ていられるしね
段田さん、さすが!
キュートな叔母さんを実に魅力的に
演じていらっしゃいました
恋に奔放な叔母さんの姿
本に挟まった(彼氏が撮ったと思われる)昔の水着姿の写真など
イメージ的になんとなく
向田邦子さんと被りましたわ
浅野さんの細身のスーツ姿が素敵!
浅野さん演じる娘役も妙に素敵www
高橋の西郷どんは風格があって
舞台で観ると
実にかっこいいし
鈴木さんは
ワンコの役、めっちゃ可愛かった!
第一部の欧州を旅する際のスーツ姿
第二部の南米を旅する際のラフなカラーシャツ姿
小物を受け渡しが役の受け渡しの合図(まさに「パス交換」!)
衣装や小道具、演出も素敵でした
四人の達人による軽妙なやりとりによって
いつのまにか観客は
雨のイギリスから南米のラテンの国へと運ばれ
スリル満点な「叔母との旅」によって
主人公の世界がどんどん広がっていく様に
どきどきしました
笑って笑って泣いて笑って・・・
生きているって素晴らしい!
らいふ・いず・びゅーてぃふる!
hakaの好きなタイプの作品でしたねえ
ラストではほろほろと
幸せな涙が流れました
(カーテンはないけど)
カーテンコールで登場した
4人の選ばれし精鋭たちに
スタオベしたいくらいでした(しなかったけど)
初日の芝居を観たのは初めてですが
最初からこんなに完成されていて
いーのでしょうか
千秋楽あたりでは
さらに熟成されて
実に芳醇な四重奏(カルテット)となっていることでしょうねえ
“見えないものが見える瞬間”を
板の上と下とで共有できるのが
お芝居の醍醐味
それを思い出させてくれた
良作品でした
「叔母との旅」、超!オススメです。
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