刹那と永遠 - Moment and eternity -

2021/03/01(月)23:29

【映画】「キングダム」をもう一度最初から見てみた件。【真夏の吉沢亮祭★第一弾】

ナウ・シネマ・パラダイス(370)

地上波で放送した時に ゆる~い感じでながら見しながら ゆる~い感想を書いた映画「キングダム」ですが その後「半沢直樹スピンオフ」経由で 本格的にヨッシー(吉沢亮くん)が気になりはじめ (人はこの状態を「沼にハマる」という) これは改めて彼の出演作品を真剣に見なければならんな …と思い立ち まずは第一弾として この名作「キングダム」を ヨッシー中心で 見返してやりましたわ★ 結論! やはり、面白かった! ながら見の時よりずっと! すーっと流れていく場面の転換方法が 黒澤の「隠し砦の三悪人」を彷彿させるわ そ~いえば三人組の構成も似てるわね 「隠し砦~」の姫も眼ヂカラ半端なかったし(芝居はどうかと思ったがw) 最初に見た時は「主役のこの終始暑苦しい演技どうなのw」 などと思ってしまっていたけれど 信と漂の友情、その絆の深さが丁寧に描かれた 冒頭をじっくり見た今となっては そりゃ~芝居も暑く…じゃなかった熱くもなるさ!と納得した次第 (前回の地上波放送では冒頭の辺りはほとんど見ていなかったのである) 信、眼がキラキラしていて 真っ直ぐで良い! 熱くて良い! まさに漫画の主人公!! まあ、確かに終始ワーワーうるさいがw たぶんそういうキャラ設定なのだろう ちなみに私のお気に入りの信のシーンは 山の民の王宮を見たときの驚きのリアクション! アゴはずれそうなくらいの勢いでスゲー良かったw (あまり表情を崩さない政との対比がまた面白い) 漂、ニコニコしてて可愛いわ~ それに比べて政は無愛想(←王様は愛想を振り撒く必要はない) そして無表情(←王たる者は感情を顔に出してはいかんのだ…との帝王学で育てられたのかどうかは知らんが) 同じ人が演じても表情で違って見えるものなのね 勝つために「王が自らおとりになる」作戦を考えた政に 自分を庇って亡くなった 漂へのリスペクトを感じたわ 王宮での苦しい戦いの中で、味方の兵に檄を飛ばす場面 あ~ゆう局地で声を出せるのが王の器!大王様カッケー!と思ったが その間、敵の兵隊さんが親切に待っててくれてるのはどうなのw 否!きっと彼らは大王様の気迫に圧されてしまって動けなかったのよ! (そういうことにしておこう…) そして! 今回見返してみて改めてその芝居がツボに入った このたびの争いの元・王の弟! あの小物感、素晴らしいw 「ぶあっ~っかが!」(←「馬鹿が!」の意)って言い回しが ホントに心からバカにしている口調で超ワロタ 自称、生まれは高貴なはずなのに このゲスさw 玉座を巡る王宮での壮大な戦いの最後は 結局、素手でポカスカ兄弟ゲンカ 自らの手で顔が変わるほど弟をボコる兄をみていて 「あれ?なんかこんな場面以前どこかで」と思ったら 宮崎アニメ「紅の豚」だったwww (カッコイイとはこういうことかw) ま、あれだけ下っ端兵が居る中で 兄自ら拳を振るって 弟の罪を裁いている姿は 確かにカッコイイかもしれぬな! 最後、既視感ついでに… ブログの写真の政(小屋での初登場場面)が な~んか見覚えあるなと思ったら レオナルド・ダ・ヴィンチ一致www

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