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刹那と永遠 - Moment and eternity -

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2021.04.12
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「青天写真:9」 2011年7月 パリ~東京間空路 飛行機から雲海を撮影



◆【青天を衝け】ここでOP曲!?「桜田門外の変」圧巻の演出に「美しくも切ない」「エヴァ方式」(2021.4.11 スポニチ)


 俳優の吉沢亮(27)が主演を務めるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜後8・00)は11日、第9話「栄一と桜田門外の変」が放送された。

幕府が朝廷への不敬を繰り返したことで、尊王攘夷を掲げる志士の怒りが爆発し過激化。イギリス公使館通訳殺害事件など外国人を狙った襲撃事件が次々と起こった。
 
 井伊直弼(岸谷五朗)は徳川家茂(磯村勇斗)から水戸家中の多くが浪士となって江戸に入り、自身の命を狙っていると伝え聞く。さらに家茂から「そなたは一度、大老の職を退き、ほとぼりが冷めるまで大人しくしていてはどうか」と提案された。しかし「憎まれごとは、この直弼が甘んじて受けましょう」と聞き入れなかった。
 
 そして「桜田門外の変」が起こった3月3日。雪が降る中、井伊が水戸浪士に襲撃される様子が描かれた。そこでは、かごに乗った井伊が銃で撃たれると、オープニング曲が流れ始めた。井伊がかごの中から外を見ると、水戸浪士と幕府の志士たちが斬り合う乱戦から徳川斉昭(竹中直人)が子どもたちと遊ぶ様子や、井伊が作った狂言「鬼ヶ宿」の様子が差し込まれた。井伊の表情に場面が戻ると、窓の間から刀で刺され、かごの中から引きずり出された。そして、スローモーションでとどめを刺される演出で「桜田門外の変」を締めた。
 
 この演出にネット上では「OPアレンジが流れる中、桜田門の変だと…」「音楽が美しくも切ない…」「桜田門外の変でこのオープニングの音楽…切ない…」「これに美しい曲に合わせてくるの凄い」「凄惨なシーンにさわやかな曲が流れるエヴァ方式」「この曲がなんとしっくりくることよ…」「ここで爽やかなOPの演出」「ちょっと待って、此処でテーマ曲??」「映画のワンシーンみたいに美しく描いとる」といった声があふれた。
 
 また、銃での襲撃に「いわゆる『最新の説』ですねコレ」「え、桜田門外の変って、惨殺じゃなくて、ゴルゴ13みたいな感じだったの?」「銃殺だったの??」「籠を貫通して命中するってすごい」「新しい史実が使われてるけど、悲しいわ」「先に銃で撃たれる説だ」といった声もあった。



◆【youtube動画】”井伊直弼”が好きになる!?『茶歌ポン』の壮絶な生涯!!【歴史解説】






狂言の謡が流れる一面の銀世界
書き込まれた台本にほとばしる血飛沫
稚児と遊ぶ斉昭の無邪気な笑顔
直弼と水戸藩士らの断末魔

あの凄惨な暗殺場面で
静かに流れてきたオープニングテーマ
その調和性に
鳥肌が立った

井伊直弼をはじめ
彼が安政の大獄で処罰した橋本佐内や吉田松陰
変を起こした水戸の浪士や井伊家の家臣たち
逝ってしまった人たちに寄り添う
荘厳なレクイエム

残酷なのに、美しかった。

「茶歌ぽん」から「井伊の赤鬼」に化け
さらに憎まれごとを引き受ける「泣いた赤鬼」となり
徳川を、日の本を守ろうとした井伊直弼

大森さんの脚本の良さと
岸谷さん(直弼)や渡辺さん(家定)、磯村さん(家茂)らキャストの好演で
彼らの人間臭さがにじみ出ていたから
感情移入半端なかったわ。

幕府も水戸も薩長も
立場や思想は違えど
「日の本」を守りたい、もっと良くしたいという
一念は同じはずなのに…

(この後も226事件、「日本のいちばん長い日」、オウム警察庁長官襲撃事件とテロの歴史は繰り返される…)

「日の本」という国家の大河のうねりの中で
これからますます多くの人命が失われていく
その屍の中を掻い潜りながら
血洗島の栄一は
どのようにして新しい時代を駆け抜けていくのだろうか

まだ何物でもなかった栄一が
次回はついに「志士」になるらしい。

渋沢栄一のターンが、まもなく始まる。



*****



◆病弱な将軍に強引な大老 横暴2トップの人間性を描く優しさ NHK大河「青天を衝け」の根底にあるもの(2021.4.9 スポーツ報知)

 俳優の吉沢亮(27)が実業家の渋沢栄一を演じるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜・後8時)の第9回放送(11日)は「栄一と桜田門外の変」。タイトルだけで大老・井伊直弼(岸谷五朗)の身に何かが起こるのがうかがえる。

 前週の第8回「栄一の祝言」では井伊の人柄が丁寧に描かれた。譜代の名門・井伊家の14男に生まれたため、家督争いには関心がなく、茶や和歌などをたしなみ「茶歌ポン」と呼ばれていたこと。根は小心者で、江戸城では周囲の目を気にしていたこと。徳川慶喜(草ナギ剛)と面会したシーンでは、慶喜が退室した後、オーラに圧倒され畳の上に倒れた。ナビゲーター役の徳川家康(北大路欣也)も井伊家の歴史からひもといて紹介したほどだ。

 井伊直弼を最高責任者に登用した第13代将軍・徳川家定(渡辺大知)の心情についても、きめ細かい。スルーされがちな家定だが、体が弱く、父の徳川家慶(吉幾三)、老中の阿部正弘(大谷亮平)からまともに相手にされず感じていた寂しさ。将軍なのに、自分の知らないところで物事が決まるむなしさを丁寧に描いていた。その家定が目を付けたのが、自身と同じく誰からも相手にされていない直弼だった。

 それだけに直弼も、自分に優しくしてくれた家定のために一生懸命働いた。恩人に報いようとする気持ちが描かれた。だが、将軍の言うままに反対勢力を処分し続けたのが、後に「安政の大獄」と呼ばれ、桜田門外の変へと繋がっていく。

 歴史の教科書的には、優秀な人材を多数処罰した無能な大老というのが直弼のイメージ。吉田松陰ファンの記者も、日本史を勉強しながらそう思っていた。だが少し見方が変わった。岸谷の熱演も相まって、ネット上では「ああいう切り口は初めて見たけど面白い」「人間味ある人物として描いていて優しさを感じました」などと好意的な意見が相次いでいる。

 今作「青天を衝け」の特徴として、弱者に優しい一面がある。第4回で栄一が作った藍農家の「番付表」でも、こき下ろされたベテラン農家は良質の藍を作ろうとして発奮した。弱者や嫌われ者もそのままにせず、どこかで救いを作る。

 第8回の世帯視聴率は15・3%。前週から1・1ポイント回復し、再び15%台に乗せ、テレビ朝日系「ポツンと一軒家」と同率で時間帯トップだった。視聴率も、最近では性別と年齢層に分かれた個人視聴率が使われている。特に民放では、スポンサーへのアピールがしやすいため個人視聴率を重視する。だが大河はCMのないNHK。同局関係者は「うちには世帯視聴率もかなり重要」と強調する。お茶の間のテレビは子供からお年寄りまでが見ている。放送から1か月半がたつが、まだチャンネルが変えられていない理由に、作品の持つ“優しさ”があるのではないか。



江戸と水戸と血洗島
武士と百姓
男衆と女集
栄一(夫婦)と慶喜(夫婦)

この作品は「対比」が見事。

そして人物描写が深い。
それぞれに「正義」があり
それぞれへの優しいまなざしがある。

幕末の尊王攘夷や明治維新を
農民の視点から描いているのも
新鮮で面白い。


あと、ちょっと思ったのは…

・堤さんと美村さんの場面→「ビギナー」じゃん!(妥当です!)
・堤さんと草彅さん、木村さんの場面→「恋におちたら」じゃん!(♪心から♪)

改めて…堤さんとの過去の共演者多いなw

(他にも、ジェーン内藤(竹中さん)、お父さん(平田さん)、本気出してない娘(橋本さん)、泣くな赤鬼娘(川栄さん)、ナニワ金融道(小林さん)、折原優香(和久井さん)等々…あと忘れちゃいけねえ!沖田ソーゴ&一度死んでみた松岡(吉沢さん)!)


そして
今回改めて確認できたのは
吉沢さんの長科白の上手さ。

言葉が立っているので、ぐいぐい伝わってくる。

「キングダム」​や
「半沢直樹スピンオフ」​の時も感じたけれど
彼の科白回しには緩急の妙や独特のリズムがあって
聞いていて実に小気味良い。

さらに加えて言えば
吉沢さんの声は「高くもなく低くもなく」ではなく
正しくは「高くもあり低くもある」だな。













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最終更新日  2021.04.12 23:56:18
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