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◆【青天を衝け】制作統括が語る吉沢亮の“底知れぬ実力”「難役を軽やかに演じている」 大河ドラマ『青天を衝け』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)は、今週放送の第26話「篤太夫、再会する」から、「静岡編」に突入。吉沢亮演じる主人公・渋沢栄一が、実業家としての道を邁進する姿が描かれる。昨年7月末にクランクインしてから、1年以上が経過した現在、本作の制作統括を務める菓子浩氏は、吉沢のこれまでの芝居をどう捉えているのだろうか――話を聞いた。 「日本資本主義の父」と称される栄一は、一般的には実業家としてのイメージが強いが、本作では、血洗島(現在の埼玉県深谷市)の農家の子として育ったところから、尊王攘夷の志士として目覚め、さらに一橋家に従え、第15代将軍徳川慶喜の家臣になり、パリ万博に同行するという、波乱万丈の青年時代を分厚く描いている。 この点について菓子氏は「実業家として責任感と情熱を持って、さまざまなことを成し遂げた渋沢栄一という人を描くとき、彼の原点である若かりし時代をしっかり見せることは、非常に重要なことだと思ったんです」と意図を説明する。 そんな熱さと真っすぐな行動を、存分に表現できる若い俳優――という視点で候補にあがったのが吉沢だ。以前の会見でオファーした理由について「力強くて、瑞々しい人物を演じるのにピッタリ」と菓子氏は話していたが「クランクインから1年経ちましたが、撮影が進めば進むほど、改めて吉沢亮という俳優の底知れぬ実力を日に日に感じています」と感想を述べる。 そう感じた理由について「渋沢栄一という人物について、多くの人はイメージを持っていないと思うんです」と前置きすると「だからこそ、最初に一つキャラクターを作り上げるのですが、渋沢は百姓から武士、そして実業家とやっていることも、ステージも変化していくので、いったん作り上げたものだけでは、太刀打ちができない。だからと言って別人になってしまってもいけないという、非常に難易度の高いキャラクターだと思います。。そんな難役を、僕から見ていると、とても軽やかに演じている。改めてすごい役者さんだなと感じています」と説明する。 さらに菓子氏は、吉沢の魅力について「発する言葉の説得力」をあげる。「せりふとして話しているのではなく、台本を一回全部自分のなかに落とし込んで、いままで自分が作ってきた渋沢栄一の言葉としてしゃべっているんだと思います」。 せりふを覚えてしゃべるのではなく、言葉をキャラクターに染み込ませ、渋沢という役として発するという作業は「並大抵のことではない」と菓子氏は言うが、そんなことも軽やかにやってしまうというのだ。「現場に台本を持ってきているのを、ほとんど見たことがないんです。もちろん見えないところでやっていらっしゃるとは思いますが、そんなところもすごいと思うんです」と脱帽する。 「静岡編」以降、渋沢は実業家として大活躍を見せるが、ドラマでは、人生の幕を下ろす91歳までしっかりと描くという。「残りの話数のこともあり、ここからは1話で何年もの時間経過があることもあります。渋沢の根っこの部分がブレることなく、変化を表現していくことは、さらに難しくなると思います。俳優としてかなりのハードルだと思いますが、吉沢さんならきっとやっていただける」と、吉沢という俳優のポテンシャルの高さにさらなる期待を寄せていた。 平岡円四郎を演じた 堤真一さんも 同じようなことを言ってたな。 栄一は(変化していくので)難役だと。 でも、吉沢くんなら演じ切るだろうと。 長生きした栄一の人生も 当初は「どこまで描くかわからない」と制作側は言っていたから 最終的に「91歳まで描く」ことになったのは 吉沢亮の実力、演技力を目の当たりにして 「これならいける」と見込んでの決断なのだろう。 思えばhakaが吉沢くんに興味を持ったのは 国宝級の美しい顔が単純に好みだというのもあるけれど (柏原崇さん以来の「顔が好き」な俳優さん) ある一線を越えてきたきっかけは 「長科白」だった。 あれは地上波で観た「キングダム」だったかな 夏の離宮で政が信に自分の置かれた状況を静かに説明する場面 淡々と話してるだけなのにするする耳に入ってきて あの時ふと思ったんだよね 「この子上手いな…」と。 ◆過去のhakaブログより ◆【青天を衝け】慶喜は終盤まで登場 草なぎ剛が表現する奥行きある演技の魅力(2011.9.11 ORICON NEWS) 大河ドラマ『青天を衝け』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)で、吉沢亮演じる主人公・渋沢栄一とともに、物語前半を大きく引っ張ってきた、草なぎ剛扮する徳川慶喜。江戸幕府は崩壊し、慶喜自身は歴史の表舞台から姿を消したが、制作統括の菓子浩氏は「物語終盤まで、渋沢と濃厚な関係が描かれていきます」と今後も物語のキーマンとして、作品に大きな影響を与えると証言。あわせて慶喜を演じる草なぎの俳優としての魅力に言及した。 大政奉還の決断を下し、政権を朝廷に返上した徳川第15代将軍・徳川慶喜。その後、王政復古の大号令、戊辰戦争、江戸城無血開城と政局は動き、慶喜は歴史の表舞台から姿を消すことになる。 しかし、菓子氏は「いったん出番が少なくなりますが、物語終盤まで慶喜は登場します」と語ると「主従関係を大切にする渋沢は、パリから帰国後、まず慶喜の元に駆けつけ、わずか70万石の駿府藩に集まってきた失業した武士たちのために、尽力します。その後、渋沢は明治政府に仕官し、さらに実業家として活躍しますが、古希を迎えたときほとんどの会社を辞めてしまいます。そんななか、晩年まで慶喜の名誉を回復するために聞き取り調査をし、伝記を作ろうとするんです」と2人の関係性に触れる。 さらに菓子氏は「歴史家の先生に話を聞いて台本を作っていったのですが、どの方に聞いても慶喜について『なにを考えているか分からない』という意見が多かった。晩年、渋沢が慶喜への聞き取り調査をした史料を読んでも、肝心なところは濁して、最後まで真実を語らず、腹のなかで感情を押し殺していた人。それだけ慶喜という人物を捉えて演じるのは難しいことだと思います」と語る。 そんな難役を草なぎに託した。「主人公は渋沢栄一ですが、もともと慶喜と渋沢を軸にして、2人の少年時代から描いていこうというのは、脚本の大森美香さんのなかにもありました。では誰がいいのか…ということになったとき、ぜひ草なぎさんに演じてもらいたいと一致しました」。 前述したように、なにを考えているのか分からない人物をどう表現するのか――。現場に入ると監督も菓子氏も草なぎが作り出した慶喜に感嘆したという。「慶喜の表に出せないさまざまな苦悩や思いを、渋沢を見つめる表情だけで表現しているんです。非常に奥行きを感じます。誰にでもできる芝居ではありません」と断言すると「草なぎさんは、2、3秒黙っている表情だけでも、その奥にある気持ちや、抱えているものを視聴者に想像させる芝居をしてくださる。せりふがなくても、いろいろなものを語りかけてくれる俳優さんです」と絶賛する。 さらに菓子氏は、今後の慶喜について「歴史は勝者が作るもので、慶喜は明治30年まで静岡でひっそりと暮らしし、世間的には『逃げた将軍』『卑怯者』と言われても反抗せず、言わせっぱなしにします。一つの時代の終わりに下した決断の本当の理由を言わず、表向きは趣味に生きているように暮らすのは、とてもつらかっただろうと思います」と慮ると、そんな役に挑む草なぎに「慶喜という人物を演じようとしているのではなく、本当に慶喜そのものに見えるときがあります」と今後への期待をあおる。 菓子氏は「吉沢さん、草なぎさんはもちろんですが、そのほかのキャストも、本当に役柄を演じているというよりは、キャラクターそのものに見えることが多い。素晴らしい方々に集まっていただけたなと、しみじみ感じています」と俳優陣の奮闘に感謝を述べていた。
もう草彅さんは 上手いとかそーゆーの 超越してる感じ 「そのもの」に見える 自然体のたたずまいが素敵。 もうこればかりは 天性の感性と 強烈な光と影に己を晒してきた人の 「覚悟」というか 「味」だね。 (個人的には最近の草彅さんが高倉健さんに被る) 慶喜さんを草彅さん その側近を堤さんが演じると知った時点ですでに この作品の成功を確信していましたからね アタクシは! ◆過去のhakaブログより 「青天」のキャスティングセンスは ほんとうに素晴らしい! ◆<青天を衝け>「土曜スタジオパーク」で再開SP “とっさま”小林薫が登場 「血洗島の名シーン」発表(9.11 MANTAN WEB) 「とっさま」こと小林薫さんご出演の 「土曜スタジオパーク」を見ました。 血洗島の良心、とっさま。 演じる小林さんの役作りの深さ、作品テーマの俯瞰的捉え方 若い人たちを後押しする優しい視線… 知的でシャイで、大人な方ですね。 素敵です。 「息子」からのコメントに 目を潤ませていたとっさま。 「とっさまがひとりで黙々と仕事をしている姿」 わたしも大好きです。 まあ、ある程度 年を重ねて働いてきた人だったら 「とっさま」嫌いな人いないと思うよ。 しかし改めて 血洗島編から「青天」を見返してみると… 13歳の栄一、しゃべりがめっちゃ子供w 同じ栄一なのに最初の頃と今とでは 声のトーンも表情も全然違う! 確実に年を重ねてる。 パリ万博、大政奉還があった 25話現在(慶応3年~4年) 栄一と中の人の実年齢がほぼ同じ状態。 残り時間の関係もあり これからの明治時代の栄一は 凄いスピードで年を取っていくと思われますがw どんな風に変化していくのでしょうか? ◆【youtube動画】[青天を衝け] 栄一と交わる偉人たちの魅力を紹介! | 新時代突入 明治の偉人編 | NHK 幕末のイケメン達→明治のくせつよ軍団へw 今後の「青天を衝け」が ますます楽しみになりました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.12 00:43:43
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