イウォーク・アドベンチャー

イウォークってご存知ですか？ スターウォーズの三作目、「ジェダイの復讐」（現・ジェダイの帰還）で登場した、小型で多毛のヒューマノイドです。 ハン・ソロやレイアらに協力して、コミカルに大活躍しました。 このイウォーク族に焦点を当てて、スターウォーズの外伝的な位置づけで製作されたのが、この「イウォーク・アドベンチャー」です。スターウォーズで活躍した、イウォークのウィケット達が登場します。 宇宙船の不時着によって、緑の星「エンドア」にやってきた人間の家族。 様々な経緯で家族が離れ離れになってしまいます。 両親とはぐれてしまった幼い兄妹が、イウォーク達と出会い、彼らの協力を経て、両親を捕らえている巨大な怪獣を倒し、無事再会してめでたしめでたしというほんわかするお話です。 ・・・が、このお話、後日談があります。 その名も「エンドア」。 実はつい半月ほど前に、こっちを先に鑑賞したのです。この「イウォーク・アドベンチャー」があることを知らずに。 「エンドア」は開始１０分の間に、前作「イウォーク・アドベンチャー」で感動の再会を果たした家族のうち、妹の「シンディー」（前作の字幕ではシンデル）を残し、残虐な戦闘種族に皆殺しにされてしまうのです。 先にこちらを見ていただけに、家族の行く末を思いなんともいえない気分になったことは、言うまでもありません。 ・・・まあ、逆に、「エンドア」を後から観てもその感想は同じだったかもしれませんが。 ジェダイもシスも、ライトセーバーもデススターも登場しませんが、スターウォーズ・サーガの隠されたエピソードの一つとして鑑賞されるのも良いかもしれません。 あの時代、華々しく戦ったルークやソロの影で、こういった小さな小さな冒険もあったということを知る意味でも・・・ね？