他ルートのネタバレを含みますのでご注意ください。
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アンクゥ(CV:興津和幸)
年齢:25(628)歳
身長:178cm
誕生日:12/1
血液型:AB
【6周目】-Ankou-
満を持してのアンクゥルートでございます。
まず、リュカ先生生存EDが存在してくれたことに驚き。
プレイ中は(な、長いなぁ…)となりながら、遂に永遠の救済に辿り着くことができました。
これはもうアンクゥ推しの方は感無量なんじゃないかと思います。
ほぼ箱推しになりつつある別キャラ推しの私ですら、救済EDには胸が熱くなりました。
さて、五人と異なり一章からの展開なのでどうまとめていいやら迷いながら。
前作をダイジェストではなくしっかり復習させていただけるのでありがたい限り。
前作のメインテーマと、今作のメインテーマが流れる使い分けの演出がどのルートでも光ってましたが、アンクゥルートは顕著に感じました。
まず、事の発端が1日ズレる、というifが発生。
出会いの時に語る『ずっと』の溜めに既に感動してしまった。
いやその人ほんとに兄なんだよ、昔から知ってるんだよ…セレス。
間もなく全ルート中唯一、スピネルが登場。まさか髪で隠れた耳にあんなものが付いてるなんて。
序盤は全く予想だにしませんでした。
この国に蔓延る死の一つ、まずは配達人から。そしてブローへ。
暴走運転に吹く暇もなく、ここは全員クローン。
セレスがアンクゥの元に身を寄せており、スピネルが存在することでやや展開に変化が。
いやはやカプシーヌとスピネル、後半あんな感じになるなんてね。
他ルートアンクゥの心境ってこんな感じだったんだろうな。
結局アドルフの家に居候する羽目になり、とことん普通でマトモなアドルフ不憫。
ヤサガシは相変わらずですが、何故鏡まで割ったよアンクゥ。笑
ナディアとダハト出会ったし…シアンも動いてるし、イヴは出会って早々スーパーネタバレタイムだし。これ、大団円あるんじゃ。
終ヴィルなのに・・・?
前半はシアンよりもダハトの出番が多く、今作サブキャラが凄く活躍なり暗躍してる辺り、ダハトが解決パターンも予想しました。さすがになかったけど。笑
まぁ科学者連中に血液はやれねぇなぁ。やれねぇよなぁ。
アンクゥのほっぺふにふにするセレスかわいいとなりながら、既に体が人のものではないアンクゥと添い遂げるって確かにどう風呂敷畳むんだとは思いました。
ただイヴを攻略済みなので、あんな感じで可能といえば可能だよね、とも。
指切りのスチル、とっても素敵。ドリフター読了→ルート解放が色んな場面で活きてます。
ここでナディア急変となれば当然、リュカ先生の重ねる罪は多くなるわけで…
事態もブロー、変死事件を本格的に追う展開へシフトしていきます。
スピ姉確かに頼りたいけど、シアン大先生がな。アンクゥルートの選択肢は終始わかりやすいのが多くて良かったかも。
早々にブロー本体=リュカ先生も明らかになりましたが、あろうことかリコリスが大量に折れ
当該3人にはアルペシェールにおける“呪い”が通用しないのが、シアン大先生(股下2m)の前でバレバレに。しっかり喜んでるし。
とはいえブロー→カプシーヌ→その他諸々判明、にサクサク繋がりそうな気配もあり
サロメも“我が子”に気が付きそうで。ここまでは内乱除けば良い感じの展開。
ところが、自ルートでもブレずにイヴ推しのアンクゥを見ていると、メインキャラ全員生存の代わりにアンクゥが犠牲になる世界線にも思えてきました。
またしてもカプシーヌの暗躍で生首になるところまではいいとして(?)
リコリスが大量に折れた時に、セレスの吐いた血液採られちゃってたんですね。
王族を不老不死化したはいいものの、あ、やっぱり三下だから色々失敗しとる。
セレスの冷静さには感心しましたが、ダハトお前、やりやがったな~!
彼を止めるにはサロメと再会させるしかないんでしょうね。
珍しくnot腐海のシアン部屋からアドルフを救出し、地下通路でその壮絶な生い立ちが語られます。
確かに漂流して来る前のアドルフの事って、全然語られてなかったですよね。
前作で全部わかってからアドルフとアンクゥの顔を見比べて感心してしまった私ですが、後々アドルフとスピネルを見比べて更に(はぁ~これはこれは)ってなりました。絵師さん凄い。
カプシーヌにもカプシーヌなりの劣等感というか、モロ願望でしかないけど。
そういうものがあるのは理解しました。ここでもスピ姉!2人のフラグが立っていく。
前述の通り、サロメと再会していないダハトはこうなるしかないので…
鎖国しようとして毒素撒いたのが失敗して今のアルペシェールが出来上がってしまったこと。
これは完全に忘れてました。
リコリスだけでなくサロメの遺伝子まで持って産まれたのも。
書庫のシーンにて、隠し部屋に入れる時点で思い出さなかった鳥頭。ごめんなさい。
BGMが完全にRPGなんですが。メ○テンみたいになってきました。
アンクゥの銃はダハトに奪われており、弾の成分ちゃっかり悪用され大ピンチ。
さらに終ヴィル史上類を見ないマジモンのバケモノまで登場し、セレス負傷。
イヴとアドルフって双方のルートだとどっちかしか助からない運命なのかよとか。
やっぱりアンクゥだけ消えちゃいそうとか。
前半の(大団円いける?!)が脆くも崩れ去っていく思いで進めていきます。
ジャン「なんで代わりにもならないカプシーヌが生きてて、ここに紛れてるんだよ……」草
今作ほんっとカプシーヌの扱いにずっと笑ってるんだけど。推しの人ごめん。
スピ姉がカプシーヌをやたら助けるのには、結構切ない背景があり。
個人的には脇カプ大歓迎なので、最後までこの2人の関係性は好きでした。
姉ちゃんの運命が少し違っていたら、ワンチャン遺伝子厄介オタク卒業できそうだったのに()
七章にしてやっとアンクゥルートが始まりましたが、八章手前でセレス。
今度はリコリス化どころの話じゃない。助けて、シアン大先生。
ここまできて“新たな絶望”なんてやめてください。
さりげなくマティスは恐らく自分の真実を知ったんだろうという描写も挟まり。
動ける人員総出で異形に立ち向かい、セレスを救うという展開になるのですが
うーん、マジモンの大団円の為にはサロメ行った方がいいんじゃないかなーなんて…(これは当たってしまった)
すっかりいい雰囲気になったカプシーヌとスピ姉は、このシーンが今生の別れとなってしまいました。
お馴染みの地下通路で、シアンに弱点はあるのかというやり取りがありますが。
暴走運転手の車に乗せれば割と簡単にヘロヘロになるんで。笑
乗り物に酔うのが弱点、といったところでしょうか。
そういえばリュカ先生とナディア、ずっと気がかり。勿論イヴも。
異形に立ち向かった結果スピ姉は瀕死の重傷。アンクゥはセレスを仲間に託し1人で行ってしまった。
というところで…リュカ先生ーーー!泣
そしてイヴとアドルフーーー!泣
これは、いけるのでは?ガチでいけるのでは・・・?
・全ての運命に認められた男
章タイトル出た時点で確信しました、これはいける。
恐らくメインキャラは全員“救済”に至れるだろうけど、問題はサブの誰が犠牲になるか。
ダハト、サロメ…色々思案しながら玉座のシーンへ至ったのですが。
スピ姉が、スピ姉が、ほんとにスピ姉だったんだよぉおお…(情緒不安定)
そして、裏主人公アンクゥvsアルペシェールのラスボス・ダハトの一騎打ちと相成りました。
やっぱりダハトに関しては、サロメと再会させないと無理ですよね。
そもそも、寿命18のアルペシェールには存在しなかったというのが。
彼こそ終ヴィルに在った最も強大なifだったんだなぁ。
そんな、ダハト=リアムと再会することなく施設で帰りを待っていたサロメの元に
仲良く手を繋いだ3人が帰ってくる。もうダメだ涙腺が…
・救済ED
ナディアがダハトを想うシーンから始まる5年後のアルペシェール。
王政の崩壊と民主主義の確立…議会にシアンがいるのはほんのりス○プリみを感じた。笑
て、リュカ先生、生きてるの?!
それだけはどうあっても間に合わない覚悟しかしてなったのにズルイわー。
今ルート、セレスとあまり接してなかったのが逆に良かったと言えてしまいそうなのが何とも。
ラストシーン。わ、セレス髪伸びてる。ちょっとスピ姉ぽい…?
やっぱりアンクゥの不老不死はどうにもならなかったけど、イヴルート履修してれば
セレスがおばあちゃんになってもアンクゥがセレスを想う気持ちはブレないってわかるし
百年単位を費やすほど愛してる女性の外見が老いて変わったくらいで揺らぐようなシロモノじゃないですよね。
そしてアンクゥは、セレスを看取ってからも後を追うことはなく、この国の語り部として生きていくと誓うのでした。
・絶望ED
↑見た後だとどれもこれも蛇足でしかないのですが。いってみましょう。
玉座のシーン、セレスが辿り着いた時には全てが終わっていました。
間に合わんかったんね…
セレス、気持ちはわかるがソレないとリュカ先生やナディア助からん。みんなしぬ。
ヤケクソはいかん。というところで歌付きエンドロール。???
なんと、セレスがアンクゥ化するという結末に至りました。
誰にとっての“絶望”なのか、やや解釈が難しいところですが…
これはこれで全く異なる終ヴィルifの幕開けEDですね。面白そう。
続きSSに入ってたりするのかな?楽しみ。
・絶望ED(エンドロールなし)
おや、シーンリストが1つ抜けてる、という事で検証しつつ進めてみましたところ。
セレスが異形となってみんなを食らってしまうという衝撃の中途エンディングが。
とんでもない悪夢の絶望だというのに、腰抜かしたカプシーヌにどうしても吹いてしまう私は不謹慎そのものです。