サクソフォーンアンサンブル
M音楽大学の学生さんによるサクソフォーンの音楽会に出かけました。「し」の字のように曲がっているイメージでしたが、ソプラノサックスはまっすぐ、バスサックスは床まで達してからUターンして手元にラッパの部分が開いているというバラエティ豊かな楽器でした。曲も現代のもの(手を打ち鳴らしたり、足で床を鳴らしたり)、バッハ、ドボルザークと幅広い選曲でした。本当はピアノのために作られた曲をサクソフォーン用に編曲して演奏していました。巨匠の円熟した音楽会とは違って、ゼイタクな編成で、若者のひたむきさも加わって、みずみずしい音楽を聞くことができるのはうれしいことです。それも千円か二千円で。昨年の夏の「ウォーターボーイズ」に感激した40~50代の女性が多かったと聞いていますが、若者の出演する音楽会・演劇・作品展、もっとみんな見に行ったらいいのにと思います。感激させてくれますよ。