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カテゴリ:社会、天候、現象
豚の生食には、寄生虫や肝炎のリスクがあるといわれています。もちろん食中毒の危険性もあります。ただし、これらは調理時に火を通しさえすれば原因が死滅するので、なんの問題もないものです。豚肉を食べる際は、きちんと火を通して食べましょう。
「白金豚を生で食べたい」 以前、このような問い合わせがよく寄せられました。都度、電話口で解説させていただきましたが、この場をかりてあらためて御説明させていただきます。 白金豚は生食用の豚ではありません。もちろん私達は豚を健康に育てるべく、手を尽くしておりますし、精肉部もきちんと環境管理をして清潔に作業を行っております。けして危険な豚を出荷しているのではありません。 ただ生食用の無菌環境とは異なり、当社農場では、子豚を常在菌と共生させ、一頭一頭の抗体を引き上げる飼育システムをとっております。豚自体は生命力にあふれる健康体なのですが、常在菌や外気にさらされて育っているので、その肉に前述のリスクがないとはいえません。 もちろんカリカリに火を通す必要はありません。表面がきちんと焼けて、内側がほんのりピンク色になっている程度は、問題ないと思われます。どうぞ安全を守ってお召し上がりくださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.25 08:22:32
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