わからなひ・・「養豚のN2O認定・CO2以外で初。温室ガス排出量取引」農業新聞
今日の日本農業新聞の一面、すごいことが書いていました。タイトルの通りです。「養豚のN2O認定・CO2以外で初。温室ガス排出量取引」農水省と環境省が、養豚における一酸化二窒素(以後「N2O」)を減らす取り組みを、温室効果ガスの排出量取引の対象に認めたのだそうです。要は、肥育豚への餌を低タンパク飼料に切り替えて、糞尿中のN2Oを減らしたならば、その分を売買できるというものです。正直言ってツッコミどころというが、記事を読んだだけではわからないことが沢山あり、なんとも理解できていません。ただ、新しい取り組みを一方的に否定していては愚かしいので、続報を前向きに待ちたいと思います。まぁ遂にこういう話が出てきたか、という思いもあります。農畜産の温室効果ガス排出は案外多いといいますから。しかし環境省がどういう計算をしてるか知りませんが、今回養豚のN2O削減効果を承認するということは、その前提として日ごろ養豚業界からの排出状況もカウントしているということなんでしょうね。恐るべし。