2008.10.23

豚肉相場の下落

カテゴリ:ひとりごと
9月の半ばぐらいから、一般市場で豚価が低迷しています。(白金豚は関係ないですが)
買取業者さんからすれば、これまで高すぎたという見方もあるのでしょうが、飼料や原油の高騰具合からいって、まぁまぁ適切なものでした。世界経済の動向をうけ、近い将来コストの低下が期待できますが、すくなくとも現時点では、先に売価が下がるのはあまりに酷いことです。穏やかに受け入れられるものではありません。

 サーコワクチンの普及で頭数が増加したため需要に対して一時的に国内供給が過剰になったという説と、時を同じくして東京食肉市場の取り扱い頭数が増えたので、慢性的に東京のセリ値が供給過剰になったという説があるそうです。

 前者は仕方のないことですね。飼育技術の進歩で、供給が拡大すれば、一時的に値下がりするのが市場でしょうから、それに従うのが市場参加者の宿命です。しかし、もしそれが後者ならば、日本の養豚全体が、一部の人の都合によって、壊滅の危機にさらされることになります。内臓価格云々・・冗談じゃない、そんなことで豚価が下がって良いわけない。これまでの豚価が商品価値を反映してたものじゃないなら、インチキだったことじゃないか。

 国内生産者が毎年、一割ちかく廃業に追い込まれているなか、生産頭数が飛躍的に増えているわけでもないなかで、東京市場の増頭というくだらない理由で、国内の生産者売価が下がっていいはずがありません。つくづく「市場」というものの、インチキに悲しくなります。





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Last updated  2008.10.23 12:04:00
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