063292 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

デジタルカメラで記録を残そう!

デジタルカメラで記録を残そう!

デジカメの写真を綺麗に印刷するためには?



今、デジカメの記録画素数が、400万画素・500万画素が当たり前になってきました。

でも、大きな画像だとメモリーも大きなものが必要になってきますよね。

自分が印刷する用途に応じて設定を変えるとメモリーの節約にもなりますし、メモリーカードを買うときの指針にもなります。

あなたは通常どのサイズで写真印刷しますか?

例えば通常の写真(L判)でしか印刷しないと言う人がいたとします。

L判を綺麗に印刷するには130万画素程度あれば十分です(設定を130万画素の程度の記録に設定します)。

もし、A4サイズに印刷したいとなると、600万画素程度が必要になります(600満画素の機能が無いときは最高画質)。

(理由):ここからは専門的になるので、飛ばして見ても良いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
印刷には250dpiなどの用語が使われます。
このdpi(ディーピーアイ)、意味はドット・パー・インチ(1インチの中に何ドットの点があるか)と言う意味です。
この数字が多くなればよりきめ細かい画像になります。
通常印刷して綺麗に見えるのが200~300dpiと言われていますので、平均的な250dpiで印刷することが妥当だと思われます。
ここで、簡単な記録画素数の割り出し計算をやってみます。

L判の大きさは 横127mm 縦89mmです。

127mm÷1インチ(2.54)≒5
 89mm÷1インチ(2.54)≒3.5

これを250dpiで印刷する場合、どのくらいの点が必要か計算します。

  5×250=1250
3.5×250= 875

1250×875≒110万

つまり、110万の点が必要なわけです。
通常、カメラの画像はは4:3で記録されます。
例えば、横1600 縦1200と言った感じです。

上記で割り出した計算結果を比べてみると、
1250の方が大きいわけですから、画像で言えば「横」に該当します。

それでは1250を4で割ってみましょう。

1250÷4=312.5

では、875を3で割ってみましょう。

875÷3=291.7

結果として横の1250の方が数値が大きくなりました。
画像としては横が長く、縦が短い状況です。

先ほど述べたように、カメラは4:3の画像構成となっているので、数字の大きいほうに合わせます。

312.5×3=937.5

それでは、最終的な画素数の計算をします。

1250×937.5≒120万

つまり、カメラの設定は130万画素にすれば十分と言うわけです(通常のカメラは、130万か150万画素の設定があると思います)。

つまり、通常L判でしか印刷しない人は、130万画素程度に設定すれば十分です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

では、400万画素・500万画素の高級機は必要ないじゃない・・・と考えるのがあたりまえです。

最近のカメラは、当たり前と言えば当たり前ですが画素数が多いと情報が緻密になります。

画素数が少ないと、画素数が少ない分情報が少なく、それが記録に反映されます。

画素数が少なくとも、色表現などでやはり画素数が多い方が原色に近い色表現がされるのです。

私がお勧めするのは、画素数が多い方がいいのですが、最近は画素数が多くても3万円以内で変えるカメラが沢山出てきています。

そのカメラを使い切って、自分にはどんな機能が必要なのかを考え、次のカメラを買ったらよいのではないでしょうか。

最初から高機能・高画質で高価格なものを買う必要は無いと思います(結局オートで撮影することが多くなると思いますし、機能も十分に使い切ることが出来ないと思います)。

皆さんチャレンジしてみてください。




© Rakuten Group, Inc.