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デジタルカメラで記録を残そう!

デジタルカメラで記録を残そう!

FUJIFILM FinePix F410 の魅力


私は以前からフィルムを無駄にせずに写真が撮影できるデジタルカメラに興味があった。

しかし、購入したくとも値段が高く購入できずにいた(今から10年位前)。

ちょうど職場で、デジタルカメラを購入する機会があり、どの機種にするかを決めるとき、人物を撮影する機会が多いので、顔などがきれいに写る機種がいいだろうという話になり、業者と交渉した結果、富士フィルムのカメラが肌の感じが一番良く表現できると言うことで購入の運びとなった。

その当時画素数が多くても300万画素時代でした。

職場で購入したものは FinePix 4700z と言う機種で、有効画素数240万画素・画像出力432万画素(ハニカムCCD(蜂の巣のような配置をしているCCD)で画像を補完して大きく表示させる機能が付いているために、画像出力が大きくなる)であった。

この大きさだと、その当時A4に印刷するにはまだ力不足だった機種が多い中、A4に綺麗に印刷できる機種であった。

使ってみて思ったことは、ピントがくっきりと合うことが印象的だった。

つまりは、画像がはっきりと鮮明に写るのである。

顔の表情など細かなところまでくっきりと映し出される魔法のカメラであった。

しかも単三型充電池を使用しているのにもかかわらず手のひらに入るほどの小型機種。

モニターが大きく見やすい。

これで私は一気にFUJIFILM の FinePix のとりことなってしまった。


職場で使用していたカメラは、比較的自由に使わせてもらえたので、私的にも何度か使わせてもらった。

そのため、そのときにはデジタルカメラが欲しい!!とまでは思わなかったが、最近の機種を見てみると、800万画素クラスが出てくる時代となった。

そうなると、FinePix で有効画素数300万画素程度・画像出力600万画素クラスが3万円以下の値段で売り出されるようになった。

このとき私は、「今が買い時かな・・・とりあえず」と考えた。

それで今使っている FinePix F410を購入した。

一緒に付属してくるメモリーカードは16MBのおまけのような物だったので、旅行などに行っても十分撮影できる512MBのメモリーカードの購入もした。

更に、予備のバッテリーも同時に購入した。

それでは先ず実際に使ってみての率直な意見です。

起動時間はまぁまぁ合格点だと思います。

撮影後の記録時間も割合早いと思います。

撮影時、通常モードでは割合ソフトフォーカス的に写り、人物などを写すときには最適だと思います。

また、便利な 「Fボタン」FinePix Photo mode(ファインピックスフォトモード)が搭載されていて、このボタンひとつで、撮影時に ピクセル数(画面の記録画素数の大きさ)・感度・カラーモードが選べます。

このカラーモードで「クローム」に設定すると、コントラストがくっきりと写り、メリハリのある画像にもなります。

このボタンは非常に便利だと思います。

また、この機種は操作を行うボタンの数が少ないのが特徴だと思います。

前面には
・電源スイッチ

上面には
・シャッターボタン

背面には

「モードスイッチ」がスライド式で先ず1つあります。
スライドスイッチの内容としては、
・静止画撮影モード
・再生モード
・動画撮影モード
の3種類です。

撮影時に主として使用するボタンとして
・マクロボタン
・ストロボボタン
・ズームボタン
この3つが並んでいますので、撮影に集中できます。

その他のボタンとして
・メニューボタン
・バック(戻る)ボタン
・DISP(画面)ボタン
・Fボタン
の4つがあります。

前面には電源スイッチしかないので、背面で全部の機能を操作できてしまいます。

しかも、最初に記録画素数などはあらかじめ決めて設定することが多いと思うので、撮影時に触るスイッチとしては、電源スイッチ・ズームボタン・(必要に応じて)マクロボタン・(必要に応じて)ストロボボタンくらいです。

とにかく初心者に優しいカメラとなっています。

今は、後継機種のF440などが出ていますよね。

F440は光学ズーム機能が強化されて、光学4.4倍まで拡大できると言うすぐれものです。

F410では光学3倍ズームです。

薄さと光学ズームの倍率が高いと言う面では、F440に軍配が上がります。

後から出てきた機種が良いに決まっていますから・・・

基本的に、使い勝手は同じと考えてよいと思います。


FUJIFILM FinePix F410 の機能

カタログ的な説明になってしまいますが、機能としては以下の通りです。

有効画素数:310万画素 ※1
記録メディア:xDピクチャーカード
記録画素数:600万画素(2816×2120)
300万画素(2048×1536)
100万画素(1280× 960)
30万画素( 640× 480)
※ハニカム信号処理により、有効画素数310万画素でありながら記録画素数が600万画素の出力が出来る。
映像素子:1/2.7型スーパーCCDハニカム
     原色フィルター(総画素数314万画素 ※1)
撮像感度:ISO200、400、800
     (ISO800は100万画素のみ撮影可能)
レンズ:フジノン光学3倍ズームレンズ
焦点距離:35mmカメラ換算 38mm~114mm
露出制御:TTL64分割測光 ※2、オート・マニュアル(露出補正可能)
ホワイトバランス:オート・マニュアル(7ポジション選択可能)
撮影可能範囲:標準  約60cm~無限遠
       マクロ 約10cm~約80cm
シャッタースピード:1/4~1/2000
フォーカス:TTLコントラスト方式 ※3、オート
液晶モニター:1.5型11.8万画素、視野率100%

※1 総画素数314万画素のうち、4万画素は黒いカバーで覆われている。
   これが黒の基準となる。実際の撮影に使われるのは、有効画素数の31
0万画素である。
※2 撮影する画面を64に分割してその平均で明るさを割り出す方式。
※3 明暗や、色の差によりフォーカスをあわせる方式。


ここで、FUJIFILM が独自に開発したハニカムCCDの記事について紹介したいと思います。

1. ハニカム画素配列により、受光部面積効率が向上。同一画素数でも従来型CCDに比べ、高感度化、ノイズ低減、広ダイナミックレンジを実現。受光面積比では、1/2インチ200万画素ハニカム型CCDで、従来型の約1.6倍。1/2インチ300万画素では約2.3倍になる。
2. ハニカム画素配列は、自然界の画像データの空間周波数分布や人間の視覚の特性にマッチし、同一画素数でも従来型CCDに比べ約1.6倍の実効画素数を得られる。200万画素ハニカム型CCDで、従来型300万画素CCD以上の解像度を実現。
3. ハニカム画素配列とオーバーサンプリング信号処理技術により、画質劣化が少ないデジタルズームを実現。
4. ハニカム画素配列により、画質劣化の無い間引き読み出しができ、高画質の動画モニター画像を実現。
5. 電子シャッターだけのスチルカメラを実現できる。
6. 少ない画素数で高解像度が実現できるので、省電力化が図れる。

 日本国内での発表だけではわかりにくいため、米国での発表をもとにちょっと補足する。まず、自然界の映像(画像)や人間の網膜は、垂直・水平方向にその成分が多く分布している。だが、従来型のCCDは斜め方向がもっとも解像度が高かった。それをCCD自体の組成を45度傾けることで、垂直・水平方向に対する解像度を高めた。

 さらに、八角形のハニカムパターンを採用することで、単位面積あたりの画素の充填効率を高め、1画素あたりのサイズを大型化することに成功。それにより、従来型CCDより遙かに大きな有効受光面積を達成している。そのため、実効感度が向上し、ノイズが減り、S/N比が高まるわけだ。
 また、画像データの読み出し方式が従来型と異なり、プログレッシブ方式より効率が良く、電子シャッターだけでの撮影が可能になる(ただし、スミア特性については言及されていない)。また、間引き読み出しが容易になることで、従来型では困難だった高画素CCDでの、高解像度でスムーズなモニター表示や動画撮影が可能になる。しかも、より少ない画素数のCCDで高画質が得られるため、結果的に省電力化まで可能になるという。これらを見る限り、にわかに信じがたい、ほぼ理想的なデバイスといえる。

●次世代のデジタルカメラに大きな影響!?
 これらの特徴が額面通りに実現され、従来製品とコスト的に変わらないとすれば、これまでのデジタルカメラの常識が一気に変わってしまう。

 まず、200万画素ハニカムCCDで従来型の300万画素CCD以上、130万画素で200万画素相当の画質が得られるのであれば、その性能を高画質化にも、ハイコストパフォーマンス化にも振り分けることができる。

 つまり、リリースにはないが、このハニカムCCDで300万画素タイプを作れば、実質的にその1.6倍の解像度である480万画素相当の超高解像度モデルが実現できてしまう。しかも、1/2インチ300万画素タイプでも、画素サイズは従来型の2.3倍もあるので、高画素・高密度化にともなう実効感度の低化やノイズの増大といった欠点も克服できそうだ。

 さらに、130万画素ハニカムCCDで200万画素相当の実力なら、通常のスナップは130万画素ハニカムモデルで十分であり、現行の「FinePix1200」や「同1500」「同1700」系のモデルの実用性が高まる。そうなれば、来年には、通常のコンパクトカメラと同レベルの価格帯で、十分な画質のデジタルカメラが手に入る。


撮影の準備

FUJIFILM の FinePix410 は、本体にバッテリーを入れて本体経由で充電できます。
バッテリーを外して充電する機種は、あらかじめバッテリーを充電しておきましょう。

バッテリーとメディア(メモリーカード)を入れる

バッテリーカバー・メモリーカバーを開けて、バッテリー・メモリーを本体に挿入します。
バッテリー・メモリーは表・裏の向きがあるので、説明書をよく読んで挿入してください。
無理に押し込むと故障の原因となるので気をつけてください。

日時の設定

初めて使う場合は、充電されたバッテリーを入れて電源を入れると、「日時設定がクリアされています」とモニターに表示されます。
各種機種ごとに設定の方法があると思いますので、日時を設定してください。


撮影してみよう!!

「静止画を撮影してみよう」
電源を入れて、モードスイッチを静止画撮影モードにあわせると静止画撮影準備OKです。
撮影するときには両脇を締め、両手でカメラを構えます。
注意事項としては、レンズ・ストロボ・ストロボ調光センサーなどがカメラ前面にあるのでそれにストラップや指がかからないように持ちます。
被写体を大きく写したいときは、ズームレンズの「望遠」ボタンを、広く写したいときには「広角」ボタンを押します。
液晶モニターまたはファインダーを使って、被写体がAF(オートフォーカス)フレームに入るようにします。
シャッターボタンを半押しにすると“ピピッ”と音が鳴り、ピントが合います。
その時、液晶モニター画面ではAF(オートフォーカス)フレームが小さくなります。
そのままシャッターボタンを押し込む(全押し)と、“カシャッ”っと音が鳴り撮影されます。
続いて画像が記録されます。

撮影の応用編

AF(オートフォーカス)ロックを使いましょう!!

二人の被写体が並んでいる写真を撮ろうとします。
二人の間にフォーカスフレームが入ってしまい、このままでは背景にピントが合ってしまいます。
このままでは、「ピントの中抜け」状態になってしまいます。
こんな時にはAF(オートフォーカス)ロックを使用しましょう。
どちらか片方の被写体にAF(オートフォーカス)フレームが入るようにカメラを動かします。
シャッターボタンを半押しにしてAF(オートフォーカス)ロックをします。
シャッターボタンを半押しにしたまま二人が写るようにカメラを動かし、更にシャッターボタンを押します。
そうすると、二人にピントが合った写真を撮ることが出来ます。

ベストフレーミング機能

液晶ディスプレーの切り替えボタンを押すと、液晶モニターON・フレーミングガイド表示・液晶モニターOFFを繰り返します。
フレーミング表示(立て・横2本ずつの線)を利用して、横のラインに水平線や地平線を合わせて、画面が曲がらないように撮影することが出来ます。
また、被写体の大きさやバランスを見ながら、意図的な構図で撮影できます。

マクロ撮影を使ってみよう!!

通常のデジタルカメラでは花マークがマクロ機能に割り付けられていると思います。
マクロを設定すると近距離撮影が出来ます。
FinePix410 の場合は、撮影可能距離が10cm~80cmとなっています。
撮影の状況に応じてストロボ撮影の設定をしてください。
30cmより近づいた場合は、ストロボを発光禁止にすることをお勧めします(ストロボ発光すると、写した画像全体が白くなってしまいます)。

ストロボを上手に使おう!!

目的にあわせて5種類のストロボ撮影が選べます。
「AUTO」
撮影時の状況に応じてストロボが自動的に発光します。
「赤目軽減」
撮影時に網膜に光が当たって反射するために起こる赤目を軽減させます。
撮影前にストロボが発光し、次に撮影のためのストロボが発光します。
「強制発光」
常に写真を写すときにストロボを発光させます。
逆光や強い光で被写体に影が出来ている場合などに使用すると効果的です。
また、蛍光灯などの照明の下で適正な色に撮りたいときに使用します。
「ストロボ発光禁止」
室内照明を利用しての撮影、ガラス越しの撮影、舞台や室内競技などのストロボ光が届かない距離での撮影などに使用します。
「スローシンクロ」
スローシャッターでストロボを発光します。
夜景と人物を綺麗に撮影できます。
手ブレ防止のため必ず三脚を使用してください。

「ストロボ撮影可能距離」
広角:約0.4m~約3.5m
望遠:約0.4m~約2m


映像を見るには・・・(再生)

モードスイッチを「再生」に合わせます。
撮影した画像が表示されます。
進める・戻るボタンを押すことで、画像を見る事が出来ます。

再生ズーム

1コマ再生中にズームボタンを押すと静止画が拡大されます。
FinePix410は、ズームして拡大表示した画像をトリミングして保存できます。


画像の消去

1コマ消去

モードスイッチを「再生」に合わせます。
「メニュー・OK」ボタンを押すとメニューが表示されます。
「消去」の「1コマ」を選んだ状態で「メニュー・OK」ボタンを押します。
表示されていた画像が消去されます。

全コマ消去

モードスイッチを「再生」に合わせます。
「メニュー・OK」ボタンを押すとメニューが表示されます。
「消去」の「全コマ」を選んだ状態で「メニュー・OK」ボタンを押します。
記録されていた全画像が消去されます。


「Fボタン(ファインピクックス フォト モード)」について

FinePix シリーズには「Fボタン」が付いています。
機能としては、
・静止画撮影モードのピクセル設定
 600万ピクセル・300万ピクセル・100万ピクセル・30万ピクセル
・動画撮影モードのピクセル設定
 320×240 ピクセル  120秒
 160×120 ピクセル  480秒
・感度設定
 ISO200・400・800(100万画素のみ記録可能)
・カラー設定
 「スタンダード」
 コントラスト・色味を標準に設定。
 「クローム」
 コントラスト・色が強めに撮影されます。風景(青空や新緑)や花などがよ
り鮮やかに撮影され効果を発揮します。
 「B&W」
 黒白撮影をするときに設定します。

 その他、プリント予約も「Fボタン」で行います。


撮影時のメニュー

 撮影時に「メニュー・OK」ボタンを押すと以下の設定が行えます。
「セルフタイマー」
「連写」
「撮影モード」:オート・マニュアル
「各種設定」
※マニュアル設定時
「明るさ」
「白バランス」

「セルフタイマー」
AF(オートフォーカス)フレームを被写体に合わせます。
シャッターボタンを半押ししてピントを合わせます。
そのまま更にシャッターボタンを押し込むと、セルフタイマーが開始されます。
約10秒後に撮影されます。

「連写」
連写に設定すると、最短0.3秒間隔で最大4コマ撮影されます。
シャッターボタンを押している間、連写します。

「明るさ(露出補正)」
例えば、山と空を撮りたいときに、空の明るさのために山が暗くなってしまうことがあります。
このような場合は、明るさを+に補正して山の明るさを丁度良い具合に調整してから撮影します。

「白バランス(光源選択)」
撮影時の環境・光源に合わせ、白バランスを設定します。
・自動調光
・晴れた屋外での撮影
・日陰での撮影
・昼光色蛍光灯下での撮影
・昼白色蛍光灯下での撮影
・白色蛍光灯下での撮影
・電球・白熱灯下での撮影
などの設定があります。


PCとカメラ接続方法

USB接続にて簡単にPCに接続することが出来ます。
ウィンドウズXPはUSB接続するだけで、「マイコンピュータ」にカメラが表示され、ファイルと同じように開くことが出来ます。

私が使用しているカメラはこのような機能をそろえております。

使い勝手は、ボタン操作・機能が必要最小限に絞られているため、とても使いやすいカメラの印象を受けます。
また、画像が鮮明で色合いがよく、人物を映すには最適のカメラであると思われます。
記録画素数も、画像補完(画素と画素の情報を推測し、色を補うこと)により、有効画素数310万画素ではあるが、600万画素の記録が出来る。
これは、A4サイズのプリントに十分対応することが出来る。

コンパクト・手ごろな値段・使いやすさ、全てにおいて平均点以上のものを持ち合わせているカメラと考えています。

皆さんも、是非、一度は手にとって確かめてみてはいかがでしょうか?


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